◆◆◆ 2213 ★ 森の名画 ◆◆◆

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2015.5月17日

ヤコブ・ファン・ロイスダール 大きな森 /クールベ 雄鹿の戦い /コロー 1864 モルトフォンテーヌの思い出

1655 オランダで描かれた作品。やや離れた場所から描くことで、細かい部分ではなく、森全体を描いた。

それまでは、全景に木をクローズアップする絵が多かった。

人間の存在は、大きな森と比較し、かなり小さく書かれている。自のダイナミックさを表現した名画。

画家一族。

ロイスダールの叔父は、風景専門の画家。得意なテーマを繰り返し描く。水を描いた風景は叔父のオハコ。

ヤコブも、水辺の風景を多く描く。

詩情浴衣な名画。

ヤコブは、アムステルダムに移動。独自の世界を目指し始める。

風景の明暗を際立たせ、名画に昇華。事情性豊かな表現を追加し、自らの画風を確立。多くの後進に影響を与える。

■写実主義 1861年 クールベ 雄鹿の戦い

熱狂的な狩猟好き。クールベは、家畜はほとんど描かず、異国の見たことのない動物などは一切描かなかった。

狩りの絵の人気は高く、描くそばから売れていった。

野生を描ききった名画


■ オルナン クールベの生まれ故郷。 パリに引っ越したあとも、故郷にもどり、狩りをし、狩りの絵を描いた。

狩りの様子を生々しくく描写した名画。

自分で仕留めた180キロのシカをモデルに使った。背景の森は、絵をかきはじめたドイツではなく、ふるさとの森を描いた。

クールベの想像の賜物。

■コロー 1864 モルトフォンテーヌの思い出

* やつぱ、コローはいいわね。葉を見ただけで引き込まれる。

軽やかな動き、霧に煙る湖に、僅かに日がさし始める、明るくなりつつある情景である。

■薄く霞がかかった朝の湖畔。画面の大半を占める一本の大木。震えるような軽やかな筆遣いで描かれた枝。その周りを銀水色のヴェールで描かれた葉が覆う。

バラ色のスカートの女性が、背伸びをして花をつもうとしている。 花をせがむ幼い子達。その脇には、花がたくさん入った小さな籠がある。

コローは光が空気中の水分に反射して拡散する微妙な変化を表現するために 工夫をこらした。

したの色が透けて見える部分は薄い絵の具を何層も塗り重ね、光があたる部分は、厚く絵の具を塗り強調、自然観察に基づく写実性の中に、画家の感性が入った名画。

■多くの画家が、コローにアドヴァイスを求めた。 ピサロには、自然を研究することの大切さ。観察と、どの色を使うのか十分に配慮しなければならないと指導。

ベルトモリゾには、自作の絵を模写させる。別荘につれてゆき、自然の元で写生する大切さを指導。コローは、サロンの審査員となり、

印象派の画家たちが、サロンで入選できるように骨を折った。


友人メルバルの小説に感動したコローは、その情景を絵に描いた。メルバルは、買い手のいなかったコローの絵を、当時に買って持っていた。

画家の内面を叙情的に写したかのような、美しい名画。

森は、日本人にとっての水田と同じように、ヨーロッパの人の原風景である。

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