◆◆◆ 2141 ★ 草間彌生先生の番組を見る ◆◆◆
2015.2.20 メモ 草間彌生 + 足立版画 アダチ版画、中世の浮世絵を忠実に復刻。しかし、現代の表現を版画にしていない。 若い人たちの将来のためにも、魅力ある仕事をしたかった。 (会長)足立イサムさん(以乍牟) 高松の展覧会に足を運んだのが2011年。 *おお、草間先生の作風変わってきている。全部売れちゃうんだと思うと、やっぱりすごいと思う。アタシも髪赤くしはじめた。まだ黒いとこ残ってるけど、全部白髪になると、赤くなる予定。ウイッグ買おうかな。 草間は富士山をまだ一度も見ていない。遠くから見える近場に行く。AM中に病院に帰るという時間制限のある条件。 *富士山を描くというのは、画家であれば、そうしなければならない。そういう山だからである。山梨県河口湖。素晴らしい。テレビというのはいいわね。 「やっぱり、みんなが騒ぐだけのことはありますね、すばらしいです。」草間の感想。 *そう、誰だってそう思う。だから描かなければならないのである。
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●富士の絵は、洋画・日本画・版画など、表現方法を問わず様々な画家が挑戦してきた。しかし、その反面、批評も厳しい。 なるほどー。(*゚▽゚*) *うわー、アトリエに帰ってきて、すぐ描くんだ。 用意されているカンバスに、赤い筆でいきなり描き始める。 スタッフが、絵具を差し出して、筆に絵具をつける。もう一人のスタッフが、彼女の体を支える。 W六mのカンバス。 *羨ましいなあ。そういうのに描いてみたい。アクリル絵の具は、リキテックスの、チューブではない、ボトルに、直接筆を入れて原色で描く。 *おひさまに笑顔。おおっ、地蔵様のお顔の太陽。 「めちゃくちゃにもってきて、赤。」 *すごい速さだな。30分か。。。。。。 あれで終わりなのか? 中学の頃から精神を病み、絵でその精神を開放される。 女学校の先生が彼女の絵の才を見出し、その後京都市立芸術学校 日本画科に通う。 結局日本画には馴染めなかった。 ●草間彌生の学生時代のデッサン。おおっ。普通。(^O^) ●絵の打ち合わせ。アダチさんも、彌生先生もヨボヨボだな。日本のアート界、大丈夫か? ●版画の紙には制限があり、原画は版画と同じ大きさの小さなサイズの紙に描く。 いきなり筆ペンでアタリをつけ、赤い富士、黄色い富士をの描く。ワールド全開。 そのあと、大きな富士を加筆。大きすぎて版画にはできない。 が、描かないということもできない。
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●草間先生の富士山、雲はトレードマークの目玉が入っちょる。すげー。 しかも、空も富士山も水玉。素晴らしい。 木版にするのかな。シルクの方が合ってると思うけどな。 *そうして、海画廊で売られていた、クサマ先生のかぼちゃか、バッグなんかの作品のことを思い出す。一色で刷られた版画なのにシルクスクリーンのインクが掠れている。アタシは、店の人に尋ねた。この作品は、草間先生が、本当にこれでイイと言ってサイン入れたんですかね。 店員さんは、はいそうです。みたいなお顔だったが、アタシは、工房の人が失敗したやつを、みんな気づかない振りして売りに出したんだと確信している。 そういうことすると、価値さがっちゃいますよー。と誰かに言いたかったが、言う場所がない。アタシの常識では、作家は、大量の白い紙にサインを入れさせられる。そして、そのサインされた紙に印刷するらしい。だから、失敗しても、サインに価値があるので、販売にまわしてしまうのである。 |
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●摺り 新しい版画は、使う絵の具が違う。(透明感は無く、マットな色彩) 試行錯誤。 おお、鮫皮のナントカ。初めて見た。版画用のハケの先を整えるために研ぐ?道具である。 ●原画と、出来上がりの版画の対比。あ、原画の水玉も、かすれてるんだ。 *なるほど。シルクのかぼちゃは違うとおもうけど。← 他のも見たことあるからね。 ●原画とすりあがり、草間さんも見分けがつかないぐらいよくできている。 ●微妙な色の違いについて、草間さん本人の助言を求めるアダチさん。 ●水玉の一部が掠れている原画通りの、かすれた水玉の刷り上がりに、草間さんは、「いいですよ、これで」と語る。 |
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