◆◆◆ 2135 ★ ビリーホリディ ◆◆◆

インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送

(あとはいつでも見れますよん)

2015.2.20

Summertime

Summertime, And the livin' is easy

Fish are jumpin' And the cotton is high

Oh your daddy's rich and your mamma's good lookin'

So hush little baby,

Don't you cry

One of these mornings

You're going to rise up singing

Then you'll spread your wings

And you'll take to the sky

But till that morning

There's a'nothing can harm you

With daddy and mamma standing by

夏の時間  おじゃら 倫子訳

夏は生きやすくて素敵。

魚はジャンプしているし、綿の木はどこまでも育って。

パパはリッチで、ママはキレイ。

だから、赤ちゃん、泣かないで。

ねんねんころり。ねんころり。

そんなある夏の朝、

あなたは、日の出とともに歌いだすの。

そうして、二つの翼を広げて

空に飛び出すの。

だけど、その朝がくるまでは

誰もあなたを傷つけたりしないから

パパも、ママも、側にいるから

*-**-*-*-*-*

みたいな感じかしらね。

暗い唄のように聞こえるけどね。

そういうのは、芸風とか、歌唱力っていうんだろうね。

歌い続けて稼いでは男に貢人生だった。

彼女が幸せだったのか?

そりゃ、幸せだっただろう。

だって、未だに、アタシだって聴いてるんだもんね。

彼女だって、生きてたら驚くだろう。

芸というのは結果であり、人格や、人生とは違う場所にある。

先日、雑誌の表紙のオファーがあった。

ウソだろ?

そんで、どの絵を見たのかと確認したところ、

「唄う女」という絵、他数点である。

この絵は、レディ・デイ(ビリー)の伝記みたいな番組を見て、その日に描いた彼女の肖像である。

似てないけど、仕方ありません。

年取ってボロボロになった彼女を描いても仕方がない。

若き日のレディ・デイ。

髪にはカメリア(椿の花)を飾り、白いドレスで唄う孤独な女である。

稼いでは男に貢いだ人生でもあった。

彼女は、ギャラや現金を自分のストッキングの中に入れて旅をした。

死んだときには、たった400ドルしか持っていなかった。

まあそんな番組であった。

ある程度の心の不安定さや、不幸な人生経験が重ならないと、あのようには歌えないと思わないわけでもない。

軽やかな音楽雑誌の表紙には重すぎる絵ではある。

(この絵を使うわけじゃないけどさ)

まあいい。私自身は、楽しく描いたことだけは間違いがない。そういえば、彼女の肖像画、描いたけどな、どうしたかな。他の絵にしちゃったよね。ヘタクソだったからね。

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