◆◆◆ 2132 ★ テレビ番組の消化中 ◆◆◆

インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送

(あとはいつでも見れますよん)

2015.1.30

テレビ番組の消化中

 重要文化財 神像筒型土器

井戸尻考古学博物館館長 樋口さんの解説

月というのは三十日の周期で、再生(蘇る)する。そういった不死性が、この土器の文様に、月を利用し煮炊きすることで、そうった不死生を自分たちに取り入れていたのではないか。

ホイッスラー

印象派の絵画 筆色分割 絵具の色を混ぜずに原色をパレットの上に乗せながら描く。

それと比較して、ホイッスラーの技法は混ぜる。パレットの上で混色し、油を多め(ソース)にし、サーっと描いて、グラディエーションを作る。色には自信があった。

ゆるい絵具でサーっと描く技法。

水墨画が入ってくる。黒とグレーの濃淡で、極力色を抑えて作る。

ホイッスラー ノクターン 青と金色 

黒と金色のノクターン、 炸裂する花火

額も特注、展覧会をやるときには、背景の色にまでこだわる。相当面倒くさい男。

白のシンフォニー

一色で展開するときに使うタイトル、ラファエル前派の影響を相当に受ける。

唯美(ゆいび)主義 芸術のための芸術。

絵とは、物語とかメッセージを伝えるものではない。

ただ飾っていて美しれればそれで良い。という考え方。

配置、絵の美しさ、色など。

モデル ジョアンナ

ホイッスラーがチリに旅にでているあいだに、クールベとデキてしまい、ホイッスラーとクールベは完全に決別してしまう。

レアレズムより、唯美な絵画に走る。

54歳で34歳ぐらいの女性と結婚。妻は、結婚して数年で癌を発症し他界。

うーむ。( `・ω・) ウーム…

波乱の人生ね。

まあ、印象派やリアリズムの画風を卒業し、ソース絵の具で自分のマチエールを作ったというところは評価したい。

自分の世界を築かなかったのであれば、それは、画家の絵ではないからである。

森田藻己 モリタソウコ 根付師 

根付を工芸にまで高めた男

根付の作り方

木材を彫刻、→完成した造形を、枯葉(ムクの葉)と砥草(トクサ)で磨く(3日間)。

色つけ

草木染め

ヤシャブシの実、クチナシの実を煎じた液を

炭火でゆっくりと温めながら一昼夜漬ける。

  ↓

タンガラという、マングローブの樹皮を煎じた液に漬けること

十時間。独特の褐色。

なるほど。木材を草木染めするというのははじめて知った。

磨くのは、きっとその後だよね。

どーなんだろうね。磨いた後なんだろうかね。

紹介の工程としては磨いた後に染めるという説明があったけどね。染めたあともきっと磨くに違いない。

高松次郎

現代美術の第一線。素粒子に関心を寄せる。目に見えないもの、正体の分からないもの、それらは高松にとって無限の可能性を意味していた。

影シリーズ、実物が伴っていない影。

実像と虚像の関係とは。試作の後を箱の中に入れる。

表と裏だけではない世界。二次元と三次元を行き来する手法を多用する。

1970年代以降二次元の表現に回帰。

高松次郎談

現実とか世界、自然とか宇宙

なんかそういったものが持っているリアリティ奥行とか厚みとか広がりとか、そういったものに対応できるようなものが作れたらと思いますけどね。

生の形じゃなくて別の形で結晶体のように出していくのが

抽象芸術だと思います。

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難解な問いかけであることこそ、高松が現代の芸術に感じる存在意義でした。

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学芸員 蔵屋美香さんの言葉

美しいものを作ろうとか、キレイにリンゴを描こうとかは考えておらず、もっと手前のこと、世界はどうやって成り立っているのかとか、その世界にあるものを人間はどうやって認識しているんだろうとか、そこから考えていた人。この世界には目に見えないけれども、もしかしたら裏側で世界を作っているかもしれないというものをなんとか形にしようと、一生頑張ったかただと思っている。

高松次郎ミステリーズ 東京都近代美術館 展覧会中。

急いで行かなくちゃ。

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