◆◆◆ 2059 ★ 六本木襲撃 ◆◆◆
インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送
(あとはいつでも見れますよん)
2014.8.6. 本日は六本木攻略。 チケットの期限が迫っているのと、会期終了間際になると、混むことが解っているからである。 まず、ヒルズの、特別展 ガウディ× 井上雄彦 -シンクロする創造の源泉 へ。 正直、ガウディの建築だけに注力したほうがヨカッタんじゃないかという気持ちでイッパイになる。 クオリティーが違い過ぎて、違和感を感じないわけにはゆかなかった。 井上先生の絵が悪いと言っているわけではない。 必要を感じないというのが正直なところである。 まあ、ガウディはしらないけど、井上先生の信仰者というのもいないわけではない。 ガウディーファンにとっては、雑音でしかない。 それにしても入場料1800円とは高すぎるよ。 六本木の地下鉄の出口で、メトロの人が、チケット販売をしていた。 オジャラ「別に安くなるわけでもないのにさ、ここでチケット買うと、なんかいいことあるの?」 メトロの人「半券が残ります」 オジャラ「あはは。確かにそうね。オトーさんも暑い中頑張っているから、一枚ここで買うわ。」 という会話。 ガウディの建築は、相変わらずのオーラを放っている。 ガウディの作った建築物は、スペインの宝。 サントリーのCMで、ガウディの建物を見たアタシは、大学時代、バイトして、スペインに旅立つ程のモチベーション。 1年間、スペイン語の勉強もした。頑張った。 建築とは、本来そういうものでなくてはならない。 若い頃に旅をした経験というものは、旅人にとって、その後の一生の財産になる。 |
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会場には、ガウディの作った建築物の写真や、設計図、模型がたくさん置かれていた。 スペインの建築学部の人が作った石膏の模型は、特に趣深く拝見した。 ガウディが書いた建築図面もいくつも展示されていた。 なんて美しい製図なんだろう。 建築図面とともに、パースのような完成イメージ図もいくつもあり、それがまた、一流の美術品という上手さ。 アタシは、うっとりと、何分も見つめていた。 会場内が寒くて、もう、中にいることができなくなったので、外に出て、メシでも食べることにする。 今日は、ヒルズの地下も探検。 おおっ。和食のお店、生シラスと海鮮麺のセット。これにしようと中に入ったら、「本日は、ナマシラス丼かテッカ丼以外は売り切れです」と店員さん。 テッカ丼にすることにして中に入る。 後ろには、テレビ局のクルーでございますという御一行。隣は、ワケアリカップルさん。 六本木というのは、何でもアリだね。ホントに。 |
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そのあと、国立新まで歩く。 なんか、曲がる場所を間違えたら、新美術館の裏口に回ってしまう。 坂を登って入口まで相当あるく。 暑かった。 私は、まず、二階のオルセー美術館展へ。 メダマの笛を吹く少年が出迎えてくれる。 さすがの人だかり。 本日は、オルセーの目玉ちゃん大量で、お得感アリ。平日の昼間というのに結構な混み具合。 印象派圧勝というのは、いつものことである。 特に、今回は、カイユボットの床を削る絵とか、モネの、草上のナントカ、モネの、日の出だっけ、 エロい、ヴィーナス誕生、その他、テレビで何度も見た絵が大量。 オルセーの至宝大量だからね。混んでるのは仕方ない。 あくびがでなくてヨカッタよ。 アタシは、何点かきていたセザンヌの作品をよく見ることにした。 さすがにピカソは来てないんだね。 印象派じゃないからね。 マネは結局印象派のグループには入らず、サロンに絵を出し続けた。 なんかの病気で、亡くなる5年前に片足を切断していたというのは知らなかった。 51歳。 若過ぎる死である。 去年来ていた、日傘の女のオーラは、本当に凄いなと思った。 絵から自発的に出るオーラである。 そのオーラの強い弱いが、画力ということになる。 |
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次に、バレエ・リュスの衣裳展。 100年程前のバレエの衣装などの展示である。 ピカソがデザインした衣装の映像が、館内に流れている。 流石のクオリティー。 ミロやキリコの、なんとなくグッチャリした感じとは全く違う、洗練された世界。 天才なんだろうと、改めて思わされた。 その他、イロイロなデザイナーが作る、フリフリレースも、半透明の生地に手書きのペイントをほどこした作品も、趣があった。 どの衣装も手作りで、美しい色の地の色の布に、金やチュールレースの飾りをとりつけたり、金色の大きなボタンや、宝石のような石が散らばめられた帽子。 どれも素敵だった。 アタシは、中学時代、演劇部に入りたかったが、潰れてしまったため、ブラスバンド部に入ったんだけど、演劇部をもう一度作ればヨカッタよな。 とぼんやりと昔を思い出す。 否、演劇などに進まなくて、それがアタシの幸せだったとさえ思うのである。 ドップリとハマリ、全財産つぎ込んでいたに違いないからである。 |
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