◆◆◆ 2053 ★ ボッシュの技法。 ◆◆◆

インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送

(あとはいつでも見れますよん)

2014.7.25.

ボッシュが、どのように、あの繊細な絵を描いていたのかという、技法の紹介を見る。

ボッシュの技法

0ー薄く下塗り(ローズマダーを2%ぐらい)したキャンバス アラビアゴムかなあ。たぶん。

1ーゴムテンペラ(顔料に、アラビアゴムと水を混ぜた絵の具)で下書き(テレビのデモンストレーションでは鉛筆で下書き)

2ーニスを全体に塗る

3ーニスで溶いた油絵具を薄く塗り重ねる。乾燥させては、また塗る。

なるほどー。ゴムテンペラって初めて聞いたけど、顔料にアラビアゴムを混ぜるのであれば、水彩絵の具と同じ?。顔料そのものの種類が違うのかも。

水彩画の上にニス、その上に油彩かぁ。繊細な作品なら、この技法でいいような気がする。全部油彩にこだわると、どうしても線が太くなっちゃうから。出来上がりが、どうしても、油彩でございますってマチエールになる。

ということで、絵の具の技法についてもう少し詳しくなろうと思って調べる。

絵の具博物館。

sakuragi.hp2.jp/colour_musium/zimusitu.htm

素晴らしいHP。

ウチの並に、枠と文字だけのシンプルさ。

アタシは、この方法が良いと思っているわけではないが、特にこれ以上の技術はHPには必要がない。

スマホでも、壊れずに、それなりに見れるはず。

アタシも、画像が必要ない人の閲覧用に、コンテンツは左に寄せることにした。

という意味では、サイト方針では、意見が合いそうな方である。

HPというのは、見栄えよりも、内容が重要だ。

必要な情報がそこで取得できたのであれば、ほかのところは見る必要がない。

人間というのは忙しいのである。

調べたのは、水彩絵の具、それから、テンペラ画についてである。

卵の黄身のほかに、膠を使っていたとは知らなかった。

ま、卵の黄身は腐って、アトリエ中が臭いって聞いたことがあって、まだ未知の世界。

なるほど、水彩絵の具と油彩の、顔料の違いは、油には混ざらない顔料があるとか、そういう、顔料の性質の違いなんだー。

勉強になるわー。

えっと、手持ちの材料で、早速、なんか作ってみよう。

アタシの場合、あまり鉛筆を使わないので、いつも使っている、ボールペンを使う。

TOMBOW社の水性ボールペン、ZOOM 505という品。

http://www.tombow.com/products/zoom505/

2000円ぐらいするんだけど、それなりの重さがあり、シットリと作品が画ける。

ペンそのものよりも、インクの素晴らしさだと思う。アタシは、シルバーカラーの、少し太めのラインが引けるカートリッジを使っているが、もっと細いのもあるみたい。

ダマもできず、サラサラと描け、乾燥すると、耐水性になる。

カートリッジは1本150円。

私は、二本持っていて、ひとつは、ギャラリーのペンさしに入れてある。

もう一つは携帯用。

外出先や電車の中では、このボールペンで絵を描く。(昔は、電車であろうと、色も塗ってたこともある。)

よほど急いでいる仕事でない限り、実は、イラストは、このペンでは作らない。

最近は、明日になると消えるペン(洋裁売り場で販売されているチャコペンシル)を使って、ざっとしたアタリを作り、そのあと、カラーインクで色を塗り、最後に、墨汁を利用し、ガラスペンで線を縁取る感じで仕上げる。

今までは、紫色のインクを使ってたんだけど、退色が激しいんで、原画の保存のことも考慮しての、画材の変更である。

気持ち的には、紫の線の方が、より、明るさが増して、絵が柔らかく仕上がるんだけどね。

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