◆◆◆ 2027 ★ 四谷シモン展@横浜そごう ◆◆◆
インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送
(あとはいつでも見れますよん)
2014.7.1. 人形作家、四谷シモンさんの展覧会。 久しぶりの横浜。 ミレニアムカード会員のさっちゃんに頼み、チケットを頂いてもらう。 しかも、サロンで待ち合わせたため、お茶までご馳走になる。カード会員ってスゴイんだね。 さっちゃん「リカさん、人形なんかにも興味あるんだ?」 オジャラ「四谷シモンさんって、有名じゃない。人形作家としては、日本で1-2番だよ。」 さっちゃん「アタシはツジムラさんの方が好き」 オジャラ「ああ、あの人も素晴らしいよね。筋が違うけどね。」 ツジムラさんも、実のところ、エロエロも作っているんだけどね。表にはあまり出てこないのかな。見た数は少ない。 人形劇の人形の方が有名かも。 そうして、里美八犬伝の、人形劇のフィルムが、4本しか現存していないという所有者の管理の悪さのことを思い出し、また、頭にきている。 あんな素晴らしい映像を紛失してしまうなんて。(フィルムが不足していて、上書きしたのかもしれないし) 考えても仕方ないんだけどさ。 |
|
シモンセンセイは人形作家。 関節人形を主に作られている感じ。 等身大の美少女の人形の存在感は圧巻。 今までは、1点とか、2点ぐらいしか見た事がなかったので、まとめて見られるチャンスと思い、足を運んだのである。 横浜そごうなので、それなりのクオリティー。 個人的には、あそこの展覧会は好きである。 普段見る事のできない、個人所蔵の、力の入った人形たちが並んでいて素晴らしい。 洋服も自分で作ってるんだろうね。 棚に並んだ、小さい革靴もかわいかった。 石膏で型を作って、とったパーツに、和紙を貼り、胡粉をつけては磨くというのを繰り返す。 滑らかに磨かれた少女の肌は、どれも美しかった。 後半、最近の作品は、カンバスに肌色を塗りたくったようなマチエールになっている。 どちらがヨイということでもないが、ツルツルに作る精神力が落ちてきているのかなと思う。 年を取るとね、昔の美意識とは違うものも出てくるし、イロイロな作風に挑戦したり、受け入れたりできるようになるからである。 創作に絶対という言葉は無い。 |
|
知人の人形作家さんの話によると、この、関節人形系の展示会というのは、有名な展示会が年に何回かあって、シモンセンセイとか、その他有名な人のだけ、初日の最初に売れちゃうんだとか。 二十何万とかでもですぜ。 アタシも、お金あったら一体欲しい。 さっちゃん「りかさん、人形、作って売ればいいのに。」 オジャラ「うーん。この、関節作ったり、同じもの、型使って作るというのが、考えただけでもムリ。しかも、クオリティー高いからね、よっぽど、入り込めないとね。」 右のハートが飛び出る男(左の帽子の男)は、5時間ぐらいで完成。 足のところが、何度も溶け落ちてしまい、温度設定に失敗してたと思う。 飛び出るハートも難しかったし。 基本的には、アタシは、作品にそんなに時間かけないからね。 ちょちょっとくっつけて終わりよー。 |
|
しかも、石膏か素焼きなんかを素地にした人形は弱いからね。 シモン先生は、何度も和紙を貼り重ねて、結構な強度があると、展示の解説にあったんで、シソ人形みたいな世界なんだろう。 伝統工芸品の人形とは、少し違う筋なんだろうか。 少女の裸体だからねー。ムリかぁ。 買いたいという人は逆に多い筋。 ふう。 人間というのは、解りやすい。 銀座の青木画廊なんかでも扱いがあるとか、解説の紙に書いてあって、さっちゃんが目ざとく見つけていた。 青木画廊もご無沙汰だなー。 はぁ。 早く、バイト見つけないとな。材料も買えないよ。(当面の間は、拾う予定ではある) ということで、四谷先生の展覧会は6日までです。愛好の方お見逃し無く。 |
|
Established 1998 Rica's Bar WEB SITE & Since 2003 Atelier Ojara. |