◆◆◆ 2006 ★ 油彩 ◆◆◆
インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送
(あとはいつでも見れますよん)
2014.5.31. アトリエの工事をしているため、昔使っていたポストカードの什器などを解体。 錆びたピンなどが大量に出てくる。 誰かからもらった金色の王冠。 そういったものを、転がっていたカンバスに貼り付ける。 Y田さんから頂いた、アクリル絵の具や、油彩に混ぜる砂のような粉末も混ぜてみる。 アタシは、速乾性の絵の具は、油彩のときには使わないが、絵の具の箱に入っていると邪魔なので、それも混ぜてみる。 定着が悪そうだったので、黄色い絵の具で、もう少し、糊的な機能を付加し、作品からピンが落ちないように作る。 色味が足りないと思い、赤い絵の具も足してみる。 完成。 |
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そうして、今度は、殻が残された絵の具のチューブで、絵の具箱が溢れていたので、ハサミで刻んで、カンパスの上に並べてゆく。 チューブの数が多かったのか、ギッシリというモード。 隣のTHE SUNでビールを飲みながら、その話になる。 オジャラ「なんか、材料を作りすぎたのか、もう少し、手前で作るのをやめれば、もう少し、出来がヨカッタと思うんだけど、脅迫観念症的に、ある材料を全部盛り込んだら、クオリティが落ちちゃって。あはは」 今日は、外で撮影していたら、竹細工師の、近所のSさんが通りかかったので、無理やりに作品を見せる。 そうすると、彼女は、この白い丸いものが、女の人の帽子に見えるなどという感想を述べる。 オジャラ「アタシは、前衛芸術家だからね、作品を作るときに、意味を考えたりはしないのよ。なんとなく、並べていると、作品ができちゃってね。作品には意味とかは、別にあるわけじゃないの」 S「なるほど。現代美術なのね。作品には意味がない。なんだろうと思っては負け」 オジャラ「そうそう。だから、見るほうもね、何だろうって思ったら、負けなのよ。」 という会話。近所の人も、大分、現代芸術に慣れてきてくれて嬉しい。 |
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その後、アムールのママが水撒きしていたので、わざわざ出向いて、作品を見せる。 新作でーす。 的なね。 そうして、アムールのママは、 「ああ、これ、海みたいね。」 オジャラ「あはは。作品そのものは、なんか意識して作っているワケじゃないんだよね。ぼんやりしていると、出来ているわけ。 見るほうは、自由に見ればいい。そういう作品かしら」 ママ「ああ。そうなんだー。現代芸術ね。ほら、ここが水面で、これが、波みたいね。」 オジャラ「そうそう、そんな感じで、自由に楽しめばいいの。Sさんは、これが、女の人の帽子で、上からみたように見えるって話してたわ」 という会話。 愚作がまた一つ増えてしまった。残念。 でもまあ、場末の芸術家の、断末魔のオーラ的なものは出てきたかな。 今までは、抽象画には、そんなに強いものは出てなかったけど。 写真映りだけは、珠玉の出来である。 |
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2014.6.1. 今日は、朝から、アンディの番組を見たため、キャンプベール缶を使った作品でも作ろうと思い立つ。 そうして、0号のカンバスが転がっていたので、それを取り出した。 この前、国立新美術館で買った、キャンプベール缶(中身は使用済み)。キッチンに長らく放置してあったやつを取り出し しばらく考える。 ふーむ。 どう考えても、このまま、カンバスに貼り付けるのが一番だよね。 実物だもんね。イラストよりも、ずっと説得力がある。 そんでもって、油絵の具を糊にするだけだと、きっと定着力が弱いだろうと思い、ドリルで缶に小さい穴をあけ、針金で、カンバスの裏に固定。 少し浮かせて、カンバスの上に絵の具を広げ、針金を締めて、カンバスに固定する。 その上に、粉砂糖みたいな白い砂のようなものを撒いて完成。 やっぱり、臨場感あるわね。 あとは乾燥させて終わりです。 転がっているカンバスは、やっと減ってきた。 アトリエにはあと200枚ぐらいあるからね。 楽しみ。 |
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