◆◆◆ 2002話 ★ 交通博物館 @ 大宮 ◆◆◆

インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送

(あとはいつでも見れますよん)

2014.5.30.

本日、念願の交通博物館へ。

秋葉原の交通博物館が閉館するときには二度ほど足を運んだ。

実物の鉄道をそのまま展示するという、展示物としては、常識外れとも思える、安易で壮大な博物館である。

過去の鉄道というアーカイブの多さや、そのデザイン、マークやプレートの展示から、信号機、椅子、つり革に至るまで、あらゆるものが実物の中古である。

最も心を動かされたのは、鉄道を運転できるコーナー。

三台のモニター・プロジェクターで、現在や、何十年か前の駅の映像を流し、電車のスタート・ブレーキと連動している装置である。

D−51の実物車両を利用した模型操作は、入場料とは別料金なのに、並んで待つ人でイッパイ。

その他の車両は、無料で体験できる。

どの列車も、子供から大人まで並び楽しかった。

子供の心をぐっと掴みまくり、明日の鉄を育てるのに大きく貢献していることは間違いが無い。

入り口を入り、二階に上がるエスカレーターを登ると、広い空間に、山本容子センセイの巨大ステンドグラス。

私は、テレビで創作風景を拝見したことがあるのだが、実物を見るのははじめて。

彼女なりに、ステンドグラスのマチエールと、自分独自の画風をどのように作品に入れ込むのかということに苦心された感がよく伝わった。

アナタは、ステンドグラスをやったことないだろうが、アタシは半年ほど習ったことがあり、ステンドグラス作品を作る道具フルセットを持っている。

人間の顔などをガラスで表現するには、繊細な表現はムリなので、描いて焼き付けるしかない。

たぶん、そうしたんだろうと思う。

銅版画で作られた原画のポスターも、ショップで売られていたのでパチリ。

原画のクオリティーよりは、ステンドグラスはかなり落ちる感なきにしもあらずだが、多くの人に見られるという点では間違いが無い。

二階売店横では、キャノンのお兄さんが、カメラを貸し出してくれていた。

アタシは、マイSDカメラを装着し、借りたカメラで一時間程、高級カメラでの撮影を楽しんだ。

右のは、勝手にレトロに撮影してくれるモード。

被写体は、もともとレトロなんだけどさ。

5月31日と6月1日は、子供たちにもカメラを貸してくれ、無料撮影会が行われるらしい。

くーっ。子供時代から鉄の洗脳、カメラの洗脳を受けてしまったら、もう「撮り鉄」になること必至じゃないのぉぉぉぉ。

と思いつつ、人生の楽しみと出会えた人は幸せだとも思う。

私も芸術と出会えて幸せである。

それと全く同じ話である。楽しい時間は、長ければ長いほど思い出も増えるのである。

おじゃら画廊

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