◆◆◆ 1911 ★ 新作茶杓 ◆◆◆

インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送

(あとはいつでも見れますよん)

2013.11.25.

昨日まげて、ヒモで縛っておいた茶杓を削り出す。

カッターナイフだと力が入らないので、松本屋さんに行き、切り出しナイフがあるかチェック。

松本(アタシが芸術家だということを知っているので、)「切れるかどうかねー」

オジャラ「お値段次第よ。切れる方がいいけど、高いと買えないわ。」

490円、

それから、洗濯を干す洗濯バサミが大量についている装置を二個ゲット。

足立区の商品券が使えたので有難い。

ヤフオク落札商品の支払いに、郵便局に行く。

給料日なので、長蛇の列。

リンゴと200円どっちがエライかという話。

それは、ダンダリン(ドラマ)でやっていた話。

200円というのは、客観的な価値。その通貨が通用する場所でしか利用できない。国により、価値や、形も変わる

しかし、リンゴは、世界中、どこに行ってもリンゴであり、ミカンや桃ではないというのが、周知。

そういう話らしい。

だから、他に左右されず、リンゴでいつづけられるリンゴの方がエライのだそうだ。

なんか、完全に納得したわけでもないが、そういう考えはあると思う。

茶杓を作るための道具。

切り出しナイフだけで作るというのが一般的だが、アタシは、そういうことにはこだわらない。

ヤスリとか、電動彫刻刀なんかも使う。

ただ、サンドペーパーかけると、表面の皮が削れちゃうんで、それは使わない方がいいかなと思う。

今までの作と比較して、数段うまくなった。

今までは、カッターナイフで作ってたしね。

ちと歪んでいるが、そこは個性。

節が二個ある材料をわざと選んでいる。

本当は、匙の方を、もっと、先の方で曲げたかったのだが、どうしても、節の手前で曲がってしまうんだよね。

手前の節に、ホクロがついているので

「ホクロちゃん」と銘々。

よくよく考えると、粉を振るいながら茶碗に入れちゃうから、茶杓は使わないんだよね。

口の狭い茶壷も持っていないし。

使わない品を苦労して作る。

まさしく現代アートの不毛。

竹は一杯もらったし、別段売ったりもする予定はないが、指先の力が、思いのほか弱くなっていたので、少し、茶杓で鍛えようと思う。

そうしないと、茶碗なんかを洗っていて、落としたりもしちゃうんだよね。

今物色しているのは、鉄瓶。

イロイロなサイズや、痛み具合。

2000円も出せば買えそうな気がするが、一個拾ったのがある。

以前、南部鉄のを使っていたんだけど、アタシの知識の無さから、取っ手を壊してしまい、ちょっと利用するのが危ない状態だった。

ので、拾った鋳型の鉄瓶と交換したんだけど、もう、嬉しく無いわけよ。

そんでもって、探すと、1000円ぐらいから出てるんだけど、せり上がる。

茶道の人は、金持ちだからね。

この前、翡翠の帯留も、結局二〇〇〇〇円ぐらいに競り上がってしまい、早々に脱落。

そんなに払えない。

楽しく使うには、よほど気に行った品でなければ、買う必要がない。

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