ということで、近隣で、もう少し安くなる時計店をググる。

グーグル様にヒットしたのは、至近(寿町)の時計店。

へぇー。

とりあえず電話。

オジャラ「外国製の時計の電池を交換したいんですけど」

値段は1500円だという。

場所、営業時間などを聞いて、電話は終了。来客が帰国したため、時計店に電池を入れに行く。

探せばもっと安い店もあると思うが、電車に乗って行くエネルギーもない。至近が一番である。

千住新橋の信号を寿町方面に渡る。

いろは通りには入らず、四号線沿いを駅方面に歩き、次の道を右折。

どうみても住宅街でございますという静かな場所に、正岡時計店さんはあった。小さな看板が出ている。

なるほど、時計店である。修理などが中心の業態のよう。ネットでも話題になっていた。

そんでもって、アタシは、店内に売られている、2480円の時計を見ながら、1500円の電池交換がバカバカしくなってくる。

オジャラ「電池交換よりも、2480円を買うべきじゃないかって、迷いますよねー」

などと不満をぶちまける。

時計は、その価値と比較して、安くなりすぎたと思う。

店には、時計のムーブメントを描いたと思われるドローイングが飾られていた。

英語で、「とても信頼のおける技術を持っている時計職人です。感謝をこめて」みたいなコメントが添えられていて、額に入っていた。何が書いてあるのか、必至に読んじゃったじゃない。汗。

オジャラ「この作品、お客さんからもらったんですか?

絵が、マットからズレてるんで、直してあげて下さいね。絵は、ちゃんと展示しないとね。」

そう言い残し、店を後にした。

安く済んでヨカッタと、ホクホクしながらギャラリーへ帰る。

腕バンドの、小さい皮の留め具のボンドが剥がれたので、愛用のボンド、スーパーＸで貼りつける。

今度のバイトには、この時計をしよう。

正岡時計店

〒120-0033　東京都足立区千住寿町35-15　ＴＥＬ　03-3888-6097

メール　tokeigoya★juno.ocn.ne.jp

★印を＠に変更して、メールしてくださいね。まず、相談をメールにてお受けしますって、名刺に書いてあります。