◆◆◆ 1868 ★ 見送り ◆◆◆

インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送

(あとはいつでも見れますよん)

2013.10.21.

客人帰国日につき、家族でお見送り。

母は、idカード忘れ(パスポートなどの身分証明書がないと、空港に入れない)のため、日暮里にてお別れ。

アタシは、昨日の豪雨の中ヨーカドーに、菜切包丁を買いにゆく。

売り場には、菜切包丁など、売っているはずがない。

ですねー。今時ねー。

一番売れているという、ドイツがらみの日本製の包丁2770円をゲット。もう少し高いやつでもいいような気がしたが、これが一番高い値段である。

包丁を研ぐ品も買いたかったが、説明が日本語だったり、乾電池式の電動だったりして、面倒なので今回は却下。

この他、日本製のスプーン、フォーク、ナイフなどを20本ぐらいずつ購入。

メイドイン ジャパンだからね。

アナタは知らないだろうが、タイのフォークとナイフは、ペラペラなのよ。

あまりにも薄いスプーンで、彼らは、それをナイフ代わりにして、肉や大きな食材をカットして食べるのが普通である。

あの食べ方には驚いたよなー。

メイドイン・ジャパンのスプーンは、肉厚なので、ナイフ代わりにはならないと思うけど、そこは、ブランドの力よぉ。

ママさんも、箱根の土産物屋で、小さい朱塗りのスプーンを手に取り、何分も眺めていた。アタシは、土産に買ってあげようかとおもったが、チャチイのでやめることに。プラスチックに、寄木の小さい品を貼りつけただけだからね。

包丁が思いのほか安かったので、フライパンの蓋もゲット。中がガラスになっていて、食材のでき具合を見ながら調理できる便利グッズ。

取っ手の形状が特殊で、縦に置くことができる優れ物である。

このほか、我が家で愛用の、ネギ切の道具も購入。

あとで聞いたら、ネギとか、ショウガ、にんにくなどは食べないのだとか。

おおっ。そういうベジタリアンもあったよな。確か。

自国では、卵も、牛乳もとらないのだとか。

あ゛ーっ。面倒。

というか、食事を出来る回数というのは、限られているのだ、マズイものをあえて食べ続けるという豊かさにも驚かされる。

先日、池波正太郎展で購入した、江戸時代の料理のレシピ集を電車に持ち込み、食べられそうなレシピをタイ語に訳してもらう。

干しシイタケがほしかったなどと、今更言われてもね、もう買うことは出来ないよね。

気持ち的には、干しシイタケと、コンブでとった出汁的なものを使った、味のあるベジタリアンメニューについて、もう少し研究して、レシピを紹介したいところである。

ベジメニューって、何度考えても、マズそうだよね。汗。

空港のトイレで、お嫁さん二人に、香水でも買ってほしいと、10000円を渡すが、結局返されてしまう。

オジャラよ、もっと頑張れよ。

ものすごいリッチな人たちなのだけれど、本当に、何かを買うということがないのである。土産物店でも、じっと。土産物を見つめることはあっても、買ったりはしないのだ。

アタシなんて、欲しいものを我慢したことなかったけどな。あはは。靴なんて、同じデザインの色違い三色まとめてお買い上げとかね。昔は金があったわね。

ちょっと金額が大きすぎたのかもしれないが、あらゆる旅行は、彼ら持ちだったので、ビール代ぐらいは、払わせてほしいというのが、こちらの気持ちでもある。

オジャラ「アタシは、金持ちじゃないけど、プアーでもないわ。」

とりあえず、世界中の、あらゆる「妻」というものは、夫が買ってきたスカーフでも、バッグでも、リップスティックでも、気に入るということはないのである。

それは、永遠の問題である。

なので、彼女自身に何がしかの金を渡し、選ばせるというのが、あらゆる人にとっての幸せを招くのである。

以前にもここに書いたかもしれないが、お見合いオババの話。

「あなたね、エルメスのスカーフを買ってきてと、海外旅行の友達に頼んで、買って帰ってきたスカーフが気に入ったことはないでしょう。

お見合いというのは、スカーフと同じ。最初は気に入らなくたって、使っているうちになじんでくるし、他人の価値観というものとは、永遠に折り合うことも、気に入ることもないの。お見合いも、結婚生活というものも、そういうものよ。」

という話に、アタシは、おおいに納得したものだった。

女というものは、自分が選んだ物以外、何も気に入らないのである。

まあいい。ママさんには、沢山お土産を持ち帰ってもらったので、アタシの気持ちは、ささやかながら収まったからである。

おじゃら画廊

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