◆◆◆ 1855 ★ 来客 ◆◆◆

インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送

(あとはいつでも見れますよん)

2013.10.14.

来客ありて、成田空港へお迎えに。

成田に行くのは久しぶりだよな。

北千住から、常磐線で我孫子→成田線に乗り換えて第一ターミナルまで。

ネットでは一時間半と書いてあったが、我孫子で15分以上次の電車を待つという接続。さすが田舎。

結局二時間ぐらいかかってしまう。

先方は、六人の大キャラバンだったため、到着時刻より一時間程遅れてゲートアウト。

正確に言うと、父のタイ人の友達が、奥さんと、息子夫婦2組を連れての日本旅行ということになる。

この後は、アメリカに住む息子宅で2週間滞在という予定。

とりあえず、宿の予約の相談や、富士山ツアーの相談などをアタシが事前に受けていた。

ということで、最近の日本の観光事情に詳しくなっていく。

彼らが日本に来てから解ったことだが、普段は、魚食中心で、肉は食べないのだそうだ。

プーケットに住んでいるということもあるだろうけど、あちらの肉は、臭いからという理由だそう。

確かに、バリの肉も臭かった。

徽宗皇帝の猫

徽宗皇帝の猫

アタシは、日本で、僅かなる主婦の期間に、料理大学というテレビ番組で、中華料理の方法を、学習したあとに、バリ島に移住した。

あの番組は、毎日何時間も一気に放送されており、ぼんやりと見ていたのだが、実際にバリで住んで料理を始めたときには、本当に役に立った。

なにせ、肉が臭いという経験がなかったからである。

肉の下処理など、今までは必要がなかったが、実際に行けば、料理大学の知識サマサマという現実が待ち受けていた。

何故、肉が臭いのかといえば、抗生物質などの化学肥料を与えていないということ。

人糞なども与えているし、堆肥も殺虫剤などを利用していないとか、さまざまな事情が重なって、自然に近い農業がおこなわれているからだと思う。

日本でも、ハーブなんかを与えたりして、臭わないように工夫している農家も多いけど、家畜の食糧に使われている農薬とか、保存料とか、そういう事情もあると思う。

とにかく、半日で肉は、臭くなりはじめ、どんなに料理しても、臭さは抜けないのである。

徽宗皇帝の猫

それをどうにか食べようという試みが中華料理ということになる。

日本のように、買ってきた肉を、そのまま生姜焼きにしたり、カツフライにしたりしても、マズイのよ。

一度、油通ししたり、湯通ししたりしてまず、肉の臭さを取り除くという加工をする。

もしくは、肉に筋があって固いので、それを煮込んでやわらかくしておくとか、そういう話である。

それは、肉に限らず、魚でも同じ話。

水が臭いということもあると思う。

という理由から、かなり濃い味付けで、臭みを消しながら頂くという料理になってしまうのだ。

だから、コロンブスがアメリカ大陸を発見したというのは、実は画期的だった。

肉の臭みを消す、コショウを大陸で発見したからである。そのコショウをヨーロッパ中に販売して大儲け。アメリカ大陸を発見した功績というよりは、肉を旨く食べるためのコショウをガッポリ持ち帰ったという食い意地の勝利であった。

おじゃらの愛猫トの字

彼らの宿は、(私が北千住に住んでいるので、その利便性も含めて)上野を強く推奨したのだが、上野の宿は、どこも高い、もしくは、リーズナブルは駅から遠い、ノースモーキングルームが足りないという事情から、最初は、蔵前の宿になる。

蔵前は、彼らの滞在の全日の予約をとることができなかったため、最終的には、日暮里に決まる。

日暮里から徒歩三分ぐらいの、小さな宿で、グッドなチョイスだったと思う。

駅も小さいから待ち合わせ場所を間違えないし。

上野だと路線が沢山あって、覚えてもらわないといけないからね。

プーケットには鉄道ないから、結構厳しかったと思う。笑。

おじゃらの愛猫スカルとスバルと赤い花瓶

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