◆◆◆ 1851 ★ 点描画展・アメリカンポップアート展 ◆◆◆

インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送

(あとはいつでも見れますよん)

2013.10.9.

点描画展と、アメリカンポップ、どちらを先に見るかという相談。

竜「先に点描画を見ようよ」

最近は現代美術愛好となり、二人とも、印象派は、券があるので仕方なく見るという流れ。

仕方なく、そう、まさに、そういう感じである。アタシの場合、それでも、見れば新しい発見があるし、有名収集家が集めた絵となれば、見る意義がある。

そんでもって、スーラや、ゴッホ、ゴーギャンなどの点描画を拝見。

流石のコレクションだと思った。日本ではまだ無名の画家の作品もいくつもあったが、どの作品も一定レベル以上の完成度であり、美しかった。

何箇所かで放送されていた解説ムービーも制覇。ゆっくりと観賞できた。

後半は、結構混むんじゃないかと思う。

ゴッホが、毛糸を利用して、補色や反対色の組み合わせを研究し、絵にしていた話もでてきた。

以前にもテレビで見たことがあった。

まあ、そんなものがなくても、十分に、そういう知識で、絵具はカンバスに置いているんだけどね。

徽宗皇帝の猫

徽宗皇帝の猫

竜「それにしても、印象派の絵って、なんかつまらないよね」

オジャラ「みんなが同じような技法で、風景ばっか描いてるからね。やはり、人物とかさ、軽やかな動きが絵から感じられないと、引き込むものもないよね」

今日は、欠伸大連発じゃなくてヨカッタよ。あの日は疲れていたのかしらね。もしくは、絵がよほどつまらなかったんだと思う。

脳というのは正直である。

このあと、アメリカン・ポップアート展へ。

アメリカ合衆国コロラド州を本拠地とするジョン・アンド・キミコ・パワーズ夫妻が集めたコレクションである。

会期間際ということもあって、

結構な混み具合。

徽宗皇帝の猫

オジャラ「うっひょー、ものすごい混んでるじゃん」

入口付近から、美術手帳ご愛読の若い美大生風の皆様が並んでいる。

作品は、60年代を中心にした、版画とか、コラージュ、ドローイングやオブジェといったところ。

若い作家さんたちが、熱心に作品を見ているのが印象的だった。

ロイ・リキテンスタイン、

クレス・オルデンバーグ、

ジェイムズ・ローゼンクイスト、

トム・ウェッセルマン、

ロバート・ラウシェンバーグ、

ジャスパー・ジョーンズ

あれね、リキテンスタインと、ジャスパー、ウォーホールぐらいしか知らない毛ど。それはしょうがない。

ジャスパージョーンズの作品をこんなにまとまって見られるなんて、ラッキー。

真ん中あたりで、何とかいう作家さんが、自分の制作ノートを版画にした作品があり、

竜「変わった作品ねー」と、随分御執心のようだった。

アタシは、やっぱ、ソフトドラム セットかしらね。

ビニール素材で実物大で作られたドラムセット。

何の役にもたたず、畳二畳分ぐらいは置くスペースが必要である。

なんかカワイイ。

おじゃらの愛猫トの字

全く何の役にも立たないというところが素晴らしい。

「不毛」という一言に尽きる。

本日のスタートは、版画展だったが、同じリトグラフや、シルクでも、ここまで見栄えが違うものなのかということに驚かされる。

金を稼げる絵と金が稼げない絵の違いは、どこにあるのか。

版画の人は、ポップアートは見に行かないだろうしね。

後半、ウォーホールの部屋があり、キャンプベール缶だらけ。マリリンや、毛沢東や、キミコ・パワーズ婦人の着物の肖像画がいくつも並んだ作品があり、見ごたえがあった。

表現の自由さという点では、申し分がない。かといって、飾りたいかというと、そうでもない。

爆発的なエネルギーを感じられる作品が多くならび、これらの作家さんを支え続けた夫妻の財力というのにも驚かされる。当時は、そんなに高くなかったのかもしれないが。

おじゃらの愛猫スカルとスバルと赤い花瓶

おじゃら画廊

Established 1998 Rica's Bar WEB SITE & Since 2003 Atelier Ojara.
Copyright (C) All Rights Reserved by Rica Ojara.