◆◆◆ 1844 ★ 竹内栖鳳の猫の絵 ◆◆◆

インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送

(あとはいつでも見れますよん)

2013.10.4.

展覧会を見た後ではあったが、テレビ番組を消化。

あの、有名なニャンコの絵についての解説。

栖鳳が、どこぞの場所(多分京都だったと思う)でスケッチをしていたときに、青物屋の店先に、その猫はいたのだという。

栖鳳は、その猫を見て、徽宗皇帝の猫だと言い、店の主に頼み、何度も断られたけど、その似た猫を画室に連れて行き、スケッチを繰り返したのだという内容。

おおっ。

青物屋に猫がいたからといって、わざわざ、人の飼い猫を連れて帰るというのは、よっぽどの話だとアタシは思っていた。

なるほどねえ。尊敬する画家(徽宗皇帝)が描いた猫。気になっていたんだねー。

徽宗皇帝

右の猫が、徽宗皇帝に対抗した、栖鳳の挑戦ということになる。

徽宗皇帝の猫の方が好きだけどな。動きの愛らしさ、猫らしい仕草が絶妙である。

でもまあ、栖鳳の猫のポストカードは売り切れてたし、この猫を見に大量の人が訪れていることだけは事実である。

あたしも、本来は展示すべき展覧会のポスターを開封と同時に切り取り、手持ちの色紙額に入れたぐらいである。(複製画でも10万円ぐらいはする)

彼の傑作は、もっと他にもあったと思うが、今回は、この猫に焦点を当て、集客するシナリオ。

精緻な毛の一本一本を、どの人も顔を近づけて見るものだから、ショーケースには、人間の鼻の頭の油が点在していて、ニャンコの人気振りがうかがえた。

竹内栖鳳の班猫

こちらは、アタシの愛猫「トの字」

少し肌寒くなり、ノラ上がりの彼女も、やっと、喉を鳴らし、膝の上で過ごすことができるような精神状態を持てるようになった。

実際の彼女は、栖鳳の猫に、結構似てると思うけどな。栖鳳の猫も、尻尾は縞で、途中で折れている、カギ尻尾だったに違いないのだ。頭の模様も似ているし。違うのは、背中のブチの模様だけである。

パクリの構図で、水彩画でも描いて飾るかな。

(またパクリ)

買うと複製画でも10万円だからね。世の中の常識というのには驚かさせる。

大きな背中のブチ模様が、カタカナの「ト」に見えることから、名前は「トの字」、。美しい猫である。

私は、こんなに美しい猫を見たことが無い。

おじゃらの愛猫 トの字

ギャラリーで飼っている、もう二匹の猫(キジ柄がスカル、サビ柄が昴と赤い花瓶。き?と赤い花瓶。

それから、正月に、近所町内会、の婦人部の部長さんに頂いたナンテンの花。

描き始めてから随分と日が経ってしまった。

サビ猫の模様をどう描くかが決まらなくて、なかなか二回目の描画に入れない。

どんなに頑張っても、柄が汚いのよ、、、、、。

おじゃらの愛猫 スカルとスバルと赤い壺

おじゃら画廊

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