◆◆◆ 1841 ★ 近代美術館 常設展 ◆◆◆
インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送
(あとはいつでも見れますよん)
2013.10.3. 確か、3階の洋画や彫刻が並んだ部屋に、ハンスアルプの大理石のオブジェがあった。 アタシは、S嬢にハンスアルプを紹介する。 そうすると、彼女は、「この作品は、何だろうねえ」と、グルグルとショーケースの周りをまわって見ている。 オジャラ「そうねえ、なんだか解んないわね。あはは」 相変わらず、巨匠の作品が所狭しと展示されていて、良い絵も悪い絵も近代美術なのだと思わされる。 S嬢は、大きな油画や、抽象画などには足を止めるのに、小さい素描や版画などには見向きもしないのだ。 そうして、先ほどのパウルクレーの絵は、たぶん、億以上だと思うなどという話になる。 S嬢「へぇー、そんなに高いんだ」 おじゃら「まあ、上手いとか、下手とか、そういう評価とは違うのよね。絵の持つパワーとか、勢いとかね、そういうことも大切にされているのよ」 という解説。 |
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3階から2階に下ってくるときに、 S嬢「リカちゃんのオブジェの方がいいよ。何だか(被写体が何を示しているか)わかるもん」という感想を述べる。 オジャラ「あはは、アタシの作品が、ハンスアルプよりも良いっていうの?はははは。アタシも、もっと頑張るわ。」 笑うしかない。 彼女は、アタシがハンスアルプに強く影響されていることを知らないからである。 ヤコベっティーは、是非見てみたい。また来ないかしらね。 葉山は遠くて、行けなかったことが悔やまれる。 私の造形の師は、ハンスアルプ、それから、ジョアンミロ。ところどころにピカソと、縄文式土器。 具体的な技術指導は北郷先生、実際の作陶の指導は原幸次先生ということになる。 |
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近代美術館は、常設展の点数が多いので、他の美術館よりも見て回らなければならない時間が長い。 2階の作品まで見て、家を半分にカットする映像を二人で見る。無声映画の上、解説が英語だったので、彼女は、ホラー映画か何かと勘違いしていたのだという。 帰りの電車の中で、彼女に、また、絵を描くように勧める。 S嬢「うん。また、画用紙を買って帰るよ。」 オジヤラ「100円のでいいよ。絵具もあるやつを使いなよ。」 S嬢「うん。まだ使えるのかな。」 オジャラ「でも、マジックなんかでアタリをつけるほうが、絵に迫力が出ていいと思うよ。 |
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彼女の最初の頃の作品は、カンバスボードに、いきなり、油彩のマジックで、下絵を描き、それから、水彩絵の具で色を塗るという大胆な手法だった。 そのあと、片岡球子先生が、富士山のスケッチをするときに、そういう手順で作品を作っていたのを、映像で見た。(複数回) ので、そういう描き方がある話を彼女に教える。 今度来た時に、実践してみよう。 油性マジックか。。。。 耐久性が乏しいけどな。 |
これは、三丁目の氷川神社の、古い建物の方。 確か、ナントカブンカ財だったような気が。 千住の案内のときには、ちゃんと調べて入れときます。 |
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