◆◆◆ 1815 ★ プーシキン美術館展 ◆◆◆
インターネットラジオFM北千住 ときどきゲリラ的に収録・生放送(あとはいつでも見れますよん)
2013.8.15. さっちゃんからメールが届いていて、木曜だというのに、横美(横浜美術館が開館している)というので、もう午後ではあったが、みなとみらいまで出発。 三時ごろ到着した。 美術館方面の駅の出口は、何年か工事中であったが、新しいビルの完成とともに再出現。 三番出口から表にでると、そこは、新しいビルの正面であった。 そうして、横美を探すと、そのビルの中央の空間を突き抜けたところにあった。 そういえば、以前も、この敷地を通って横美に行ったことを思い出した。 今度は、このビルの中に入り、中の出口から横美に行くことにしよう。 外に出ないほうが涼しいし。 |
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新ビルのオープンと重なり、ビルの中も、横美も劇混み。横美ときたら、チケットを買う人の列が30分待ちという驚きの混み具合。 以前、ルーブル美術館展もこんな感じだったよな。 前回の現代系の展覧会は、どの部屋も貸し切りだったことを考えれば、イベントの集客というのは、よくよく研究するべきだと思わされる。 今回は、水谷豊さんのナレーションというのもテレビで評判で、音声ガイドを借りる人大量のため、展示閲覧に時間がかかっているということもあったと思う。 この混み具合を見る前までは、アタシも音声ガイドを借りるつもりだったけど、音声ガイドのマークがある絵に、ひとだかりが出来てることは確実で、同行の人もいるため、借りないことにする。 別段、どうしても見たいということでもないが、そこは、名画と呼ばれたプーシキンの至宝を、拝めるのであれば、拝んでおきたいというのが本音のところである。 長らく大切にされてきた品というのには、それなりの理由があり、そういった理由や、作品の持つ魅力については、もっと勉強する必要があるからである。 |
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最初の部屋は、16世紀前後の油画が中心となり、半分乳の出た、女神とか、寓話上の人物とか、そういうのがいっぱいあって嬉しかった。 やっぱ、半乳は偉大だわ。 もちろん、まじめな絵もいくつもあった。 肖像画というのは、被写体となる人物を目前にモデルとして置き、描く場合がほとんどなので、絵が静止している場合が多い。 15世紀ごろのイギリスの王家などの作品は、上部が丸い窓から外を覗き、窓枠にかけた指先に花を持たせるというのが一般的だったという話をテレビで見たことがある。 それだって、まあ、静止しているといえる。 |
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絵がうまい人が、被写体を書くときには、その通りに、写真のように描くことができる技量のある絵しか残されていないということもあるし、モデルを置いた場合、そのままにしか作れない作家がほとんどである。 ところが、そういう肖像画で身を立てていた画家であっても、寓話や、神話などを題材に絵を描かせれば、躍動感のある、信じられないように劇的な絵を描いたりするもので、というか、そういう絵が描けないと、仕事がこないんだけど、 今回の展覧会は、そういった、静止した肖像画や、躍動感のある神話などが混在して展示され、興味深かった。 (というか、●●美術館展的な展示は、こういう場合が多いんだけどさ) |
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