◆◆◆ 200 ★ お蔭様で200回 ◆◆◆

2004.10.8

細々とスタートした、『しゃぼんだま あおいそら』であるが、お蔭様で200回となる。

ココまで来れたのは、一重に、アタシの個人的な才能に他ならない。

アタシがどんな絵をどう描こうが『どーでもイイ』という人は多く、どちらかといえば、『新橋のオムライス』により心が動く人続出で、真剣にこのコーナーをやめようかと思ったりもする。

それでも、『毎日のようにチェックする』などという、暇な人もいるみたいで、その数は良く解らない。

そのワリには絵はたいして売れもしないので、やはり、あってもなくても同じなのかなと思ったりもする。

それでも、自分が制作活動をどう進めてゆくのかの考えを整理するのには役立っている。

今やるべきこと、決めなければならないことをここに書き留めることにより、かろうじて前に進んでいるという感じである。

印刷屋のオヤジがくれた空き缶。

ペイントして、ガーデン用の椅子に仕立てられる予定。

できたら売りたい。(爆)

一昨日、『千住で頑張る女性』というテーマで、NHKが取材したいというメールを頂き、取材の人が、昨日、あとりえを訪ねてくれた。

アタシは、朝から、全力でアトリエの掃除をし、描きかけの絵やら、完成した絵やら、版画作品やらをそれぞれ予定の場所に収納する。

額縁屋のオヤジは、チョロチョロと中古額縁などをくれるので、額のサイズに合う絵を入れたり、台紙を作ったりして飾り付ける。

お友達と交換した作品で、額に入れたけど、まだ飾っていなかった作品や、ヤフオクで落札した版画作品なども展示する。

このままの美しさを保ち続ければ、個展もすぐに開けそうだせ。(爆)

オジャラよ。ここまで掃除の実力があるのだから、日頃から、もう少しナントカしたらどうなんだよっ。

みたいな。

リトのスタディを始めてしまい、あとりえには、アチコチにリト薬品が散乱。

早く進めないと、個展が間際になってしまうぜ。

カレンダーも、高額商品お買い上げの皆様にお持ち帰りして頂きたいしなあ。

(送料節約も兼ねてっす。)

カレンダー仕入れなきゃ。

そうそう、リト制作に朗報。

印刷屋のオヤジが、不要なアルミ板をくれるというのである。

いやーん。版代が無料なの?

紙もくれるのに。????

そっ、それって、薬品代とインク代だけで、リトが作れるってコトなわけ?

みたいな運の良さ。(サンダーで目立てをするという作業は自力っす。)

製版の知識が大分進んできて、アタシなりの、独自の方法も入れて、(→CDマジックで描画するというだけだけど)リトは、かなり目処が立ってきた。

イケダマスオの図録を買って、リトの作品を見る。

この作品は、2版かなあ、3版かなぁ。

たぶん、2版だよねー。

どうやってインクを乗せたんだろう。

と版画工程を考えながら何度も見返してみる。

リトは、一度先生に来ていただいたものの、あとは、我流バリバリなので、この先どうなるのか不明。

志すは、版が少しズレても見れるようなゴマカシの効く作品作りである。

オジャラよ。志が低すぎるぜ。

2版3色程度でも、あんなに見栄えがするのなら、多色刷りにも挑戦してみたい。

今のところ、アルミ板を再生しながら使いはしているが、何百回も使えるというワケではない。

印刷屋のオヤジがくれる、廃品のアルミ板と、糸鋸があれば、大きい作品もバンバン作れるということなのだ。

入手に手間取っていた『アンモニア』もやっとゲット。

去年の年末、木版リトを作るために拾われた廃材は、やはり、糸鋸でカットされ、サンダーで目立てされる日を待っている。

人が来るという理由で、物凄くキレイに片付けられたアトリエは、作業がはかどるわぁ。

NHKの取材だと名乗るその男は、アタシの『千住のHP』から流れてやってきた。

出演者の選定は、有名喫茶店などに、すでに決まっているみたいだが、千住に来るついでに、彼本人が、アタシの絵を見たかったという感じである。

 

あ゛ーっ、こんなに一生懸命掃除するんじゃなかったぜ。

彼は、アタシのコンテンツをよく読んでくれていて、『元気あーと』の話になる。

『カウンセリングしてくれとかいうメールが来たりしませんか?』みたいな質問。

『彼自信が癒されたかったのか・・・・。』

アタシは納得した。

一人で見知らぬ町を調べ、見知らぬ人と会い、一日中歩き回り、疲れた横顔は、少し『気を抜く』といいかもなと、アタシは素直に思った。

『アタシがサラリーマン時代に学んだことはね、「仕事には、終わりが無いということ。」仕事を切り上げるというのは、自分の能力のうちでね、サラリーマン時代は、仕事はある程度で切り上げて、自分の将来の勉強のためにも時間を割いて、準備を進めていたのよ』などとオバハン臭い話をする。

仕事が終わらない日々が続いている(と見受けられる)彼は少し、気が楽になったようだった。

「仕事を、自分で切り上げるんですね。」

と一言。

アタシは、大きく頷いて、『会社はね、アナタがどんなに頑張ったって、所詮、使い捨てるだけなのよ。

だからね、今から、仕事をどう進めるのかとか、どう切り上げて、自分の時間を作るのかを考えて、将来の自立に備えるといいと思うわよ。』

オジャラよ。赤字のくせに、エラソーに言うな。

しかも、給料もまだ払えていないくせに。爆。

そのあと、タダで相談に乗ると、損するので、今度はアタシの相談にも乗ってもらおうと、奥から作品を引っ張り出して広げる。

彼には、明日公募に出展する予定のイラストのパネルを見ていただく。今月号の表紙を、出すか出さないか迷っているので、作品を見て頂いて、感想を述べてもらう。

彼は、丁寧に絵を見てくれて、次の取材に流れていったのだった。ガンバレ若人!

それにしたって、HPからテレビが流れてきたというのがスゴイぜ。^^

テレビに出れば、アタシがオカマかどうか、ハッキリするのになあ。(爆)

それにしたって、アタシのことを、まだオカマだと思っている人がいるっていうのが笑えるぜ。

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