◆◆◆ 182 ★ 最近の作品 ◆◆◆

2004.9.9

SM 瑛九風

人物画に関しては、まだ、細部の仕上げに関する決意というのが固まらなくて、描き進めないでいる。

このカンバスは、一旦黒く塗りつぶしたカンバスだったが、白い描画に失敗したため、その絵の具で結局また白で塗り、瑛九風の水玉に。

まだ完成ではないが、不思議なムードの作品。

下の黒が透けて見えて、なんだかグレーっぽい。

もう少し加筆したいが、これはこれでいいような気もして、途中で中断。

サインを入れるかどうか悩む。

瑛九の油彩は、物凄い薄描きで、絵を見る距離で、絵がイロイロな色に見えるのが不思議だった。

アタシには、そこまで計算できないぜ。

SM 花

これも、失敗した作品に描いた点描画。

黒や赤が強いので、もう少し花の絵に強い色を使おうかなと思う。

ビミョーに不思議な絵ではある。

点描画は、失敗したカンバスの上に描いていることもあり、思いの他絵の具を使うというコトが判明。

しかも、筆も傷むのよ。

でもまあ、5-6月頃に描いた花の作品のほとんどは、今後も売れることはないはずなので、点描にする可能性は高くなった。(絵がまだ下手だったということ)

売れない絵をいつまでも置いておいても仕方がない。

練習用カンバスなので、どんどん、練習しようという作戦だ。

SM ハート

こちらも点描画。

グリーンが少し濃かったと思う。

下の絵は全く隠れてしまう。

ぼんやりとしたシルエットが美しい。

色もキレイなのよ。

この前文房堂で出した新色のピンクを利用。

まるで、新しい口紅を使う気分だぜ。八百屋の女将に、『人体』の展覧会のチラシをあげたら、店に貼って宣伝するというので、ついでに宮本三郎のチラシもあげることにした。

三の展覧会は、安いワリには素晴らしいからである。

次の日八百屋に行くと、アタシの個展のポスター(しかも、前の奴)と人体と宮本三郎のチラシが並んで貼ってあった。(爆)

女将よ、一体どういうセンスなんだよ。

と思いつつ、アタシの事をあんなに繁盛した店で宣伝してくれるというのはありがたい。(ご町内)

F8程度 果物のある朝

女将よ。これで、フルーツの売り上げ倍増間違いなし。

そういうことなら、ホンモノを展示してもらおうという理由で描いた果物の作品。

フルーツ描くのって、絵手紙を除いては初めてかも。アクリルで一回描いたことあったかな。

ああ、クレヨンなんかでは、この前描いたかも。

油彩は初めて。

油彩はイイなあ。

昨日、失敗してどーしようもなくなったヌードの上に点描を描いていた。フルーツ用のカンバスをさがしていたところに、この点描が目に入る。

背景も明るくてイイ感じだったので、その上に描くことにする。

週末のお祭りまでに間に合った。(←というよりも、下地が既に完成していたため、フルーツ描画そのものは40分程度。5時の町内アナウンスがあったあと描き始めて、6時10分前には筆の掃除も完了していたからなあ。)

うひょーっ。最近マチスの画集を何度も見ているせいか、似ているぜ。(注:色彩は画集を見る前から、マチスとかなり類似しています。絵はパクリではありません。キッパリ)

ぼんやりしていたら、細部を縁取る紫色の絵の具に、銅版画の絵の具を使っていた。パレットに出してから気づく(油絵の具より固いので)

あ゛ーっ。この絵の具は高いのよ。推定6枚は刷れる量の絵の具を消費し、自分の管理の悪さにアタマに来る。

絵にはあまり影響ないみたいだけど・・・・。たははは。銅版画の絵の具は、油彩絵の具よりも色がキレイなのよ。

乾いたら、早速額に入れて、持ち込むぜ。

泣く女 F8程度

この絵も、点描画になる日は近い。

売れることは有り得ないからである。

カワイイと思うけどな。たははは。

しかも、お友達が、ハンケチを出して慰めているという瞬間がイイでしょう。

オジャラよ。誰も誉めてくれないからと言って、自分で誉めるなよ。

この絵の良さが解ってくれる人にはまだ出会えていない。

普通の画家の人って、皆さん古い絵はどうしているんだろう。

ヤギ姉さまの話によると、倉庫を借りるらしい。

倉庫ねぇ。ムリだな。

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