◆◆◆ 159 ★ 記念品や賞状作り ◆◆◆

2004.8.12

賞状作り。

DMWさんの20周年のグッズ作りというのは何気でアタシの所に頼んでくださる。

有難いことだと思う。

例えば、賞状、記念集と写真のアルバムのCDのジャケットやレーベルなどなど。

イベントをやるというのは、イロイロなグッズが必要で、そういうグッズというのに、日本人は金をかけるものなのである。

アタシも、イロイロと考えに考えた結果、賞状は天使のイラスト付き。

最初は手書きで行こうかとも思ったが、パソコンで作る方が早いので、それはパソコンで。

記念の『たて』みたいのをカンバスに描いて、額に入れたらどうかと考えて、一枚描いてみる。

この、ハートの所や、羽の隅っこに、文字をチョロリと入れて額装すると、結構カワイイ記念品になる。

ちょっと顔のところが失敗。

乾燥させる時間が無いので、アクリル絵具というのに挑戦してみる。

タイで買った18色セットを利用。

どうも、絵の具が透明系で、重ね塗りが上手く行かない。

そんなもんで、アクリル絵の具を買いにハンズに行ってみる。

やっぱりあったぜ。

この筋の絵の具には、透明系と、半透明、不透明というのがそれぞれあって、マットな作品を作るには、最低、白は、不透明を使わなければならない。

例えば、失敗したラインも、一度マットな白に戻せば、透明系の絵の具を塗り重ねることができるのである。

それにしたって、アクリル絵の具のマチエール(画肌)というのは、全く面白みがないもんだぜ。

油絵なら、もっと短時間で描けるのだが、初めての画材というのは、習得するのにある程度の時間がかかってしまう。

何枚か描けば、安定してくると思う。

しかし、鳥の絵というのは、難しいもんなんだねえ。はぁ。

左は、ワードで作られた、今までのあゆみと写真集。PDF化して電子本にしようかという話もあったが、読めない人も多いんじゃないかということで、ワードで配布することになったようだった。

世の中、まだその程度ということのようだ。

この筋のデザインに自分の絵のストックが使えると、仕事をドンドンと受けられて便利だぜ。

抽象系や細胞系の作品はもっと作っておこう。

本の表紙なんかに使えてイイ感じだからである。

作田先生の作品が、また、不忍画廊さんに展示されます。

今回は、メゾチントの芸術・黒の魅力展という展覧会で、8月18日-28日まで行われます。

センセイのは、たぶん、これ一枚だと思います。

ポストカードをスキャンして拡大しているので、よく解らないと思いますけど、うえの黒い部分がメゾチントです。

下は、ソフトグランドによるエッチングで、一版二色の作品です。

センセイの描く女性って、いつもボーイッシュ。

そういえば、不忍画廊さんのコラム読んだ。あの鑑定団に出た、イケダマスオの作品なんかの評価は、こちらに持ち込まれるらしい。そうだろう。銅版画の筋では、ものすごくイイ筋の画廊だもの。先代から引き継いでいらっしゃるってことなんで、老舗なのかも。なかなか、あんな作品は作れないけどなあ。

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