◆◆◆ 139 ★ 旅行に行くことになる ◆◆◆

2004.6.1

爆睡中

目の手術も終わり、病気の猫もいなくなったオジャラ家は、久しぶりに、旅行に行くことに決まる。

金ももうそろそろ底をつきそうなので、オットが就職するまでは、金銭的に『もう行けないから』というのがその理由である。

そんでもって、何処にするのかという話になる。

最初は、小笠原とか沖縄とかいう国内案が濃厚だったのだが、結局激安航空券が往復41500円というので、プーケットに行くことに決まる。

マジっすか?

プーケットに行くのは3回目。

猫の散骨式もプーケットで行われる。

猫の墓など無い方がいいという結論に至ったのだ。

ゲージツ活動妨害中

オットはバタバタとチケットとか宿を予約して、何もかもが順調だ。

アタシの個展が間近だというのに、オットには、そういうことはあまり重要でないみたいだった。

今行かないと、新しい猫も到着してしまい、当分行けなくなるし、展示する絵は大分あるので、まあいいかという感じ。

通常、展示されている絵がどのように選ばれているのかといえば、画廊が選ぶのだそうだ。

目利きのオーナーさんが、作家と相談しながら、売れそうな絵をピックアップして、数点を展示というのが一般的みたい。

展示スペースが限られているからという理由もある。

多くのアーティストは、バイトしながら制作活動をしているので、新作の点数があまり多くないということもあると思う。

日当たり良好中

アタシの場合、切り貼り絵だけでも、新作70枚もあるもんなあ。

アタシは、あちこち、展覧会を見ているけど、こんなに沢山の作品を個展で見たことは無いぜ。

ま、作品のレベルが、あんまり高く無いという最大の難があるんだけどね。(練習中)

最近大量に作っている切り貼り絵ときたら、『ちぎり絵』のお教室の生徒さんの作品って感じで、まるで素人っぽいのである。

あの手の作品の場合、生徒さんと、センセイの差というのは、歴然だ。

生徒さんの多くは、センセイのお手本や、完成見本というのを見ながら、センセイの作品から型紙を取り、同じっぽい作品を作るのがフツーだからである。

ちぎり絵の生徒さんは、新しいデザインを自分では考えないみたい。

だから飽きちゃうんだろうなあ。うん。

書道教室も、お手本以外の作品にチャレンジしているひと、見たこと無いもんなあ。

お稽古事と、自発的にスタートするアートの根本的な違いがここにあるんだろう。

銅版画のアルバムも、2004年版に着手しはじめる。

アルバムは3冊目に突入し、130版を超えていることを確認。(重)

来た人は、銅版画と切り貼り絵だけでも200枚見なきゃなんないもんなあ。

これを広げて、見るスペースが無いよね。たはは。

どーすんのか、考えなきゃ。

国際ブックフェアからCDも帰ってきたからな。

(一応、最新作品も入ってます)

本は、急に出来上がること多いからなあ。

これ売り切るまでは、新刊出版しないように気をつけなきゃ。

これも売ろう。うん。

儲かるぜ。

電子本ときたら、アタシが、HP上で、『パソコンが壊れるかもしれない』などと脅しているので、熱心な読者様程、ダウンロードしていないということが発覚。

ここ1-2年で新しいパソコンに買い替えている方で、ブロードバンドの方はダウンロードしても、全く問題ないと思いますけどね。

電話回線の方は、ダウンロード、ムリかもなあ。

でも、11冊もあると、ダウンロードするのも嫌になるよなあ。しかも、これ、買ったとしても、見るのもウンザリすると思うけど。アタシからオススメしたりはしてません。たははは。(多)

そうして、何故か話題沸騰の缶バッジ。

アタシ的にはさ、子供とかが、自分の絵をバッジにしたりするほうが、楽しめると思うのよね。

人の作品のバッジなんて、自作バッジに比べたら、どーってことないもん。

カンタンに出来ちゃうしなあ。

ま、いいか。

イベントだし。

元気になるやつ欲しがっている、お疲れモードの人多しだからなあ。

つけて歩く気なんだろうか?

例えば200円で売って、10個売れても2000円なんだけどぉぉぉ。

そういえば、書とか、らくがきというのもあったよなあ。

500枚もあるけどなあ。

昔の書は、絵付きだったのに、余りにも出来が悪くて、燃やしてしまったんだった。

今度のもたいしたことないから、数だけ数えて燃やすかなあとも思っているんだけど、燃やすと、苦情来ちゃうんだよねー。

『全くどんな世の中なんだよっ』と言いたくなる。

このセンタク挟みは使えそう。ポストカードは、ここにぶらさげて展示に決定。

新作ポストカードもまた描かないとなあ。

プーケットで描くか。

外国にいても、ずっと絵を描いているので、その分も追加されるんだよね。きっと。旅行では、水彩画も何枚か描こうと思う。

水彩画のファンは何故か多い。油絵というのは、庶民に馴染みがなくて、取っ掛かりにくいのかもしれない。

久しぶりに描くと、物凄く腕が落ちていて、戻るまでに少し描き込まないとなのよね。

40枚位作ると、まあ、見れるレベルに戻ってくるんだけどね。

その、久しぶりに描いた40枚っつーのがさ、見れないのよね。たはは。

ポストカードは一日40枚位描けるけどなあ。

そんなに描けないよな。物理的には描けるけど、飽きるから、中断するもんなあ。

でも、筆ペンでサラサラと描いていく作業は、油絵の筆遣いの鍛錬にはなっていると思う。

コピー用紙に描いたペン画なんかと比べると、こっちの方が飾ったときに映えるからね。

コピー用紙の作品?

本の原画だけでも300枚位あるけどなあ。

展示したほうがいいんだろうか?

誰か見たい人いますかーっ?

これだけで、巨大作業机の上はイッパイって感じね。

あ゛ーっ、もう、考えたくなくなってきた。

やっぱ、本の原画はやめておくよ。秘蔵品だから。

そういえば、アトリエから徒歩五分の、マルイの11階に、区のギャラリーというのができた。

今年から、ここで区展をやるというので、アタシも、乾いた作品を持ち込むことにした。

そんでもって、エレベーターに乗ると、知らないオッサンに、『アナタも出すの?見かけない顔だね』

などと言われてしまう。

オヤジ『どこから来たの?』

アタシ『徒歩で、五丁目なんで』

などと言ってもピンと来てなかったみたいで、知らないんなら聞くなよと言いたかったぜ。

それにしたって、出展者って、皆顔見知りなの?

無料書道教室の発表会みたいな乗りなのぉ?

ということで、とりあえず、マルイ・ミルディス11階の区民ギャラリーで、6日まで展示されています。

いやまぁ、アタシのは、他の人のより、かなり小さいっす。入り口左側入ると、すぐの所に掛けてあるんで、『おおっ、これだ』と、瞬時に解ります。

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