◆◆◆ 129 ★ 木になる粘度細工-2 ◆◆◆

2004.5.8

昨日は、逆さマツゲが目に突き刺さらないための二重瞼の手術だった。

センセイは、辣腕なのか、たいした痛みも無く、痛み止めも飲まないオジャラ。

爆睡の12時間もすると、さすがにもう寝られないので、アトリエに行くことにする。

ずっと前に拾ってきた廃材。

帽子立てでも作ろうと考えて拾ったが、そのままになっていた。

こんなベニヤにタル木をつけるだけのシンプルな品でも、材料を買って組み立てるというのは面倒なものなのである。

それにしたって、何で落ちていたのだろう?

前回の粘土細工に気をよくしたアタシは、今度はもう少し大きい人体の顔に挑戦してみようと思い立つ。

マジっすか?

そんでもって、とりあえず、芯を作ろうと考え、布を糸で固定する。

これだけでは粘土が貼りつかないので、紙も貼ることにする。

書き損じた習字に、更に練習を重ねて黒くなった半紙を使う。

これを小さくカットして、上の芯にノリで貼り付けてゆく。(写真忘れ)

そんでもって、早速完成。

木になる粘土は、どんどんと乾いてきてしまい、やり直しがしづらい素材だった。

粘土初心者には高度だったかも。

そうして、こんなにキモチ悪い顔の所で、粘土が足りなくなってしまう。

うーむ。

絶世の美女になる予定だったんだけどなあ。どこから見ても、なんか、イマイチ。

片目で作ったから仕方ないかなあ。

色を塗ってごまかすか、土に返すのか、マジに考えている。

目玉を工夫したいと思い、バリのトンボ玉を入れてみたのだが、これも失敗だったように思う。

・・・・・・。

紙粘土買ってきて上から別な作品にするしかないのか?

貼り付けた半紙もフカフカとしていて、安定感がない。

帽子立てとして耐えられるのか、かなり心配。

どっちにしたって、目が片方眼帯というくらいで、制作活動をストップすることなど出来はしないということは理解できた。

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