◆◆◆ 126 ★ メッセージ帳・落書き ◆◆◆

2004.5.2 この前青山でゲットしたF嬢の小さい銅版画。

箱入り娘ちゃん。

今回は、アーティストの方が自ら、作品を届けてくれる。マジっすか?

手製の箱入りの小さい銅版画。

どうやって作ったのかを伺ったりもする。

そうして、彼女の作品ファイルとか、スケッチブックなんかも拝見する。

やはり、版画専攻の方の作る作品というのは、アタシのようなカルチャー系お気楽作品とは違い、基本がシッカリしているなと思う。

そうして、この小さい版画は、アタシの立体のミニコレクションの台に並べられたのであった。

そういえば、あとりえにはまだ、来訪者がメッセージを残すノートのようなモノが無かったことに気づいたアタシ。

とりあえず、手持ちで未使用のノートというのを利用し、表紙を和紙でつけかえる。

気取らず、こんなもんでいいだろう。うん。

そんでもって、F嬢に、折角なので、何かを書くようにお願いする。

さすが、アーティストの彼女はサラサラと絵を描き始め、記帳第一号だというのに、思い切りマンガちっくになってしまう。

そして、ヌードの女性の絵まで。

シッポつき?

次からも、来た方は落書き描いてくれる可能性大で、なんとなく得した気分だぜ。

それにしたって、何で今まで無かったんだろう?

巨匠が多々訪れてくれたというのに・・・・。惜しいことをしたわぁ。

2004.5.2

今日は、失敗したスケッチブックを切り取って、ペン画の練習をしようと思い、裏に描く。

失敗作品は半分にカットされ、新しい絵に生まれ変わる。(カットしないと、どっちが失敗していない作品か解らなくなり、整理するのに時間がかかるので)

新しく買ったペンは、先が引っかかり、ボールペンのような、滑らかな線が作れないでいる。

マンガ家の人は、やっぱ、ヤスリとか、砥石で、ペン先を丸めてから使うのだろうか?誰か教えてくれーっ。

それでも、面とか、細い線から少し太い線にシフトするとか、そういうのは、ペンや筆でベタする方がカンタンだということには気がついた。

だんだん、ペンの太さが細すぎて気に入らなくなり、結局筆だけで描いているアタシがいた。

どうにも短気でイカンねぇ。

細い線は、迫力がなくて、イライラするのよねぇ。

カンペキな構図だけどなあ。マツゲもあるし。でも、金払うほどでもないのよね。

そうして、この、大量に完成したらくがきは、一体どうすればいいのか途方に暮れる。

一枚一枚、ビニールに入れるにしたって金がかかるじゃん。

『水彩用紙』として売られていた割には絵の具の乗りの悪い紙の、更に裏なので、色塗りは出来ないと考えたほうがよい。

そうすると、このままで行くわけだけどね。

銅版画買ってくれた人にでも、オマケにするかなあ。

銅版画のオマケが、手書きのスケッチというのが、何か変じゃないか?

フツー、スケッチお買い上げのオマケが、銅版画だろう。うん。

売るにしたって、銅版画より安い価格だったりするしなあ。(失敗作品の裏に描いてあるので。)

やっぱ、燃やすべきなんだろうか?

こちらは、一昨日買った平筆と、油性インクで描画。

ピカソが入ってる?

うーむ。

似た絵なのに、ピカソの絵が●万円で、アタシの絵がゼロ円というのは、納得がいかないぜ。(爆)

200円位で売れれば、5枚で1000円だからなあ。

セット販売でもするか。『よりどり5枚で1000円』1000円以下の枚数はご容赦下さい。

おおっ。究極のセット販売かぁ。

1000円のワインなら、飲めるのもあるしなあ。350円のF4カンバスは3枚買えるし。

『在庫品』処分の王道だわぁ。やっぱ、アタシって、ビジネスの天才かも。(注:売りません)

そういえば、奈良ナントカという人気作家の、らくがき程度の作品が、御茶ノ水のギャラリーで7万円で売られていたよなあ。かなり前から売れ残っているけどさー。70円だって要らないぜ。

ちなみに、ピカソの『へのへのもへじ』のような、サイン無し銅版画も7万円だった。

そっちは、サインも無かったし、アタシでも作れそうな気がして買わなかった。

そして、らくがきを200円で売るのなら、やっぱ燃やそうと思ったり、とりあえず、まとめて空き缶かなんかに入れておいて、急な仕事の時に使おうと思ったりして、心はかなり動いている。

終には、この先も何万枚も描くであろう落書きをどうするかなど考えている自分が情けなくなり、考えないことに決める。日付は入れることにする。念のため。

それが行き先の無い絵であろうとも、愚作を描き続けるしか道はない。

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