◆◆◆ 126 ★ カラーインクを試す ◆◆◆

世界堂で買った品々。

乾くと水に溶けない黒インク、インクペン先セット、丸い銅版、カラーインクにパレット、筆やガラスペンなど。

カラーインクは、試すのが初めて。楽しみ。

最初の作品。

乾燥すると水に溶けなくなる黒いインクをペンで描き、カラーインクで彩色。

紙が安い画用紙のせいか、色が沈着して、思うようように広がらない。

『水彩紙』などと書いて売られていたが、この紙は、水彩紙とは似て非なるシナモノだぜ。

色塗りというのは、紙も選ばなくてはならないし、全く、鍛錬が必要である。

結局大量に描いてしまう。

どーすんのよ。この絵をををををっ。

透明水彩絵の具の色に限りなく近いのだが、カラーインクというのは、にじみが、もっとカンタンに作れるというのが理解できる。

それにしたって、何てキレイな色なんだろう。

(この写真より、圧倒的にキレイっす。)

もう少し滲みや透明系の練習を重ねたい。

昔、筆ペンで描いた作品に、カラーインクで彩色の練習。

緑や黄色赤などが、美しくて言葉も出ない。

なんという透明感。

カラーインクは、退色が激しいって聞いたけど、どれくらい持つんだろうなぁ?

3ヶ月位で、いきなり退色しているらしい。

まあいいか。透明水彩絵の具だって、結局は色褪せするし、そういう意味では大差ない。

カラーインクだけだと、色が単調なので、透明水彩絵の具と混ぜて、微妙な感じを出したいなと思う。

最初は、ペンで描いていたのだが、線が細すぎて、大きい紙では迫力が出ないことが判明。

和筆を利用して輪郭を取り、カラーインクで色を塗ってみる。

にじみと、色が混じったときの微妙な色合いなど、全てに透明感があり美しい。

それでも、ケリーのように描けるようになるとは、到底思えないのだった。

そうして、紙は、ポストカート゛の十倍位の大きさになったというのに、全く同じ構図の絵しか描けなくて、自分の才能の無さに情けなくなるアタシ。

この絵では、売れる気がしないぜ。

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