◆◆◆ 124 ★ センセイの個展情報 ◆◆◆

2004.5.1

文房堂のアートスクールのお友達、竜さんと、今日は作田先生の個展を見に行く約束をする。

そんでもって、新宿を通るので、世界堂を冷やかそうという話になる。

アタシが世界堂に向かっているとき、新宿東口の駅付近交差点に、パンツ一丁男。

おおっ。見たことある。

ニューヨーカーズという番組で、パンツ一丁でアメリカ中を歩き回り、人々に元気を与えている男だぜ。

名前は忘れた。確か、ネイキッドマン。(裸男)

そんで、チップをもらいながら食いつないでいる。

日当3万円という日もあるらしい。

新宿の人は、そんなに温かくないはずだが、どうやって生活しているのだろう。

あの番組は笑えたなぁ。

そんでもって、パンツは、有名下着メーカーがスポンサーになってくれて、大量に届くのだそうだ。ビッグだぜ。

アタシがカメラを向けるとこのポーズ。そんでもって、握手もしてもらうオジャラ。『アンタのこと、テレビで見たわ。』

彼は、『ああ、ニューヨークのね。』といい、ウインクしてくれた。

握手してもらった手は、世界堂に着くまで痺れてたぜ、ベイベー。

センセイの個展の様子。

広々とした落ち着いたギャラリーで、何時間でもゆっくり見れるという感じが、

センセイの作品に合っているなと思わされる。

こんなに何時間も版画を見続けられるという『作品力』そのものがスゴイ。

『何も無いところに手を差し伸べるセンセイの写真』(オジャラ拝写)は早くも好評。

(チョコレートを取ろうとしていたのだと思います。念のため)

作品を見つめるにつけ、アタシはすかさず、

『センセイ、ボス(Hieronymus Bosch)お好きでしょう?』と

尋ねずにはいられない。多分、並んでも負けない作品郡だと思う。(アタシは実物を見ている)

どーよ、原版のこの美しさ。竜さんと二人で、『なんてキレイな銅版なんだろう』などと、ため息をつく。そうして、繊細な線で刻まれた銅版は、口の中に何かを突っ込まれながら、こっちを見ているようだった。センセイっ、展示品は、どうしてこの銅版なんっすか?

今なら、一番ゲットできます。(新作?)

そんでもって、これが、センセイの全作品ファイル。

この程度の写真が全部揃っているのであれば、電子本はあっという間に完成するけどなあ。

などと思いながら、作品集を拝見する。

はぁ。

小さく縮小された未知の作品が出てくるたびに、実物を見てみたいと思わずにはいられない。

ということで、作田先生の個展は、12日まで、松明堂ギャラリーで、

12日からは、グループ展として、文化村ギャラリーで筋の違う作品数点が展示される予定です。

お時間ある方、松明堂ギャラリーは遠いですけど、版画好きな方、版画を作られている方には、価値の高い展覧会だと思います。是非、足を運んでみてください。

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