◆◆◆ 104 ★ 版画作り - 4 ◆◆◆

2004.3.25

お友達に、ウノアキラさんというイラストレーターを紹介して頂く。

どうよ、このイラスト。

うひょーっ。こんな美しい線のイラスト、見たこと無いわぁ。

しかも、まだ生きている方なんてねえ。

アタシは、この方の作品をもっとみたいと思った。

もっと上手くなったら、会いに行くかもなあ。

見ていただけるぐらいになるまで、精進しなくちゃなあ。

そんで、終にこの画集を買ってしまう。

とりあえず、俄かイラストレーターもしているアタシは、背景の作り方や、全体の構成なんかの力をもっとつける必要があると思っていたのだ。

このポスター集は、ずいぶんと昔の作品だけれども、ちっとも古くなくて、むしろ、新しさまで感じられる。

スゲー。

まだ、ゆっくりと眺めている時間が無いのだが、今取り掛かっているのが完成したら、ゆっくり見ることにしようと思う。

作りかけの、素描-2 では、前作よりも、もっと描き込んだ、サラサラとした線の女性達が大集合。(の予定)

もうちょっと、ページ数を増やしたいと思っていたところなのよね。参考になるわぁ。

以前、このサイトでご紹介したヨシトミさんは、なんと、『青木繁記念大賞公募展の優秀賞』に輝いた。

驚くぜ。

デッサン会のメンバーの間でも話題になっていた展覧会で、アタシも、公募情報を見に行ったこともあった。

今回、ワガママさんのお友達が、この展覧会の優秀賞だったと伺い、サイトを見に行くと、ヨシトミさんの名前も並んでいた。

うひょーっ。

そんなもんで、早速、お祝いの絵手紙を送ると、入場券をお贈りくださった。これって、やっぱ、お友達だよねー。うふふ。

頑張っている人が正しく評価されるというのは、ホントウに嬉しいことで、アタシも、頑張ろうと気を引き締める。それにしたって、アタシの場合、入選すら遠いもんなあ。うーむ。

銅版画の刷りは順調に終了。

小さいミイラ作品を、顔の形にコラージュして、和紙に貼り付ける。ただ今乾燥中。

一個一個の作品をヨーク見ると、ビミョーな色あいが楽しめる。今回は、天使の版画で余った、鉱物系の油絵の具を、銅版画用のインクに混ぜて刷ってみる。

カリスマ刷り師様の講義によると、『油絵の具は、銅版と科学反応を起こしてしまい、当初の色では刷れない』のだそうである。

どのように変色するのかを見てみたい。

おおっ。チタニウムホワイトは、銅版に触れると、グレーに変色するのか。なるほどぉ。

ということで、今回は、わざと化学反応を起こさせてみました。アタシの作品はディープエッヂなので、銅版に触れない部分の絵の具は、元の色を保つ。

グレーと、本来の色のコンビネーションが一回の刷りで楽しめるということになる。オイシイわぁ。

二度と同じ色が作れないという気がしなくもないけど・・・・。ま、いいか。

そして、最後のCDの作品。

こちらはこちらで、小さい版を大量に作らなければならないという結果になる。

オジャラよ。こんなことなら、大きいプレス機は必要なかったんじゃないか?

はぁ。

今回の展覧会の出展は、廃材にこだわっているからね。とりあえず、材料費に金をかけたくなかったのよ。

(実は、銅版も、バリから持ち帰った粗悪品で、繊細な作品作りができない廃材)

廃材だけで、版画展に公募するのは、アタシだけだろう。入選は遠いぜ。

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