◆◆◆ 095 ★ ケータイストラップ(オット用) ◆◆◆

2004.3.13

アタシのストラップが、かなりイケているので、オットは、自分のも作ってくれなどと申し出てくる。

今まで、首から下げるタイプのワイヤーストラップを使っていて、アクセサリー系はつけていなかったオット。

そういえば、前使っていた奴、どこに行ったんだろうなぁ?

まあいいか。

結局初代君は、ゴテゴテしすぎて要らないと言われてしまう。

糸も、リサイクル品というのが気に入らなかったようだ。

お客様のご要望というのは奥深い。

そんでもって、材料をマルイに買いに行く。

オットは、組みひも用の糸で、濃いブルーを選択。

その後、根付用の天然石も探してみるが、ビーズコーナーには置いていない。

そんでもって、場末の北千住駅前の路地にあるビーズ店を冷やかそうという話になる。

そうしたら、その途中にある、エスニック風のキーホルダーなんかを売っている店に、この石などは売られていた。大きいのが一個200円。青い石が100円。

それから、ジミで見えないのだが、芯になっているヒモ。こちらは、イタリア製の皮ロープで、1メートル400円(もうありません)

材料は、こんな感じ。

なんか、年配者のケータイストラップという感じである。

埋蔵金発掘のチラシと共に撮影。

ハンズなんかを見てても思うけど、ケータイのストラップというのは、安っぽくてイカンよなあ。

皮の奴などは、2500円位は平気でするのに、イマイチ気に入らない。

手芸コーナーの素材を見ていても、どんなものも気に入らない。

気に入った品を探すというのは、ホントウに時間がかかるものなのだ。

そうして、どうして、こんなにモノが溢れているのに、気に入った品に巡りあえないのかを考える。

自分が、商品の価値を勘違いしているだけなのかもしれないと思えてくる。

どっちにしたって、このストラップは、三回も編みなおしをしなければならなかった。オットは、品質管理担当者に最適だ。

『知られざるモディリアーニ』を読む。

図書館の巨大芸術書コーナーで、まず一番初めに手に取ったのは、やはりモリディアーニ。

この大きな本には、大量のモディリアーニの素描が入っていて驚かされた。

彼は肖像画の依頼を受けると、何十枚もスケッチし、更に、そのスケッチから、別のスケッチを起こし、顔の表情、ポーズ、ヒゲの長さまで、シッカリと作品を完成させていた。

それであんなに早く描けるんだよ。

下絵の構図を完璧に固めてから、油絵にするので、迷いが無く、短時間で、しかも、透明感を保ちつつ作品を完成させることができるのか。

勉強になったわぁ。

Established 1998 Rica's Bar WEB SITE & Since 2003 Atelier Ojara.
Copyright (C) All Rights Reserved by Rica Ojara.