◆◆◆ 092 ★ エコ版画試し刷り ◆◆◆

2004.3.10

いよいよ、エコ版画の試刷りに入る。

といっても、いきなりだと、圧の具合が解らないので、ダンボールに、テレビのコードをくくりつけた版で圧のテストをする。

プレス機を使うのは久しぶりだよなあ。

インクは、二日前から、油抜きをしてある、油絵の具。銅版画のインクは、こんなに色を揃えられないし、油絵の具の方が、色がキレイに表現できるのだそうだ。(カリスマ刷り師様談)

そうなのかぁ。

しかも、銅版やアルミなどの、金属系ではないので、化学変化の心配はない。

ということは、絵の具も、好きな色を使い放題。

オジャラよ。安い絵の具ばかりだぜ。

まあ仕方ないのよ。うん。

とりあえず、圧のテストは完了。

これくらい出ればいいかぁ。

不足しているようなら、後で強くすればいいだけだが、最初が強すぎると、版が壊れてしまう可能性がある、デリケートな品なのよ。(弱)

目標は、三枚。

いよいよ、大作の刷りに挑戦。

おおっ。色塗ると、こうなるんだぁ。

スゲー。

ホントはローラーで絵の具を広げたいところなのだが、ローラーは小さいのが2個しかないし、筆で塗ると、どんな刷りあがりになるのかも興味がある。

どーよ。この、イロイロな素材を並べた感じわぁ。

版画というより、リリアンの糸みたいだわぁ。(リリアンというのが、かなり古い・・・・。)

とりあえず、凸刷りなので、紙は濡らさないで一枚刷ってみる。

うーむ。公募展の入選は遠い。

そういえば、外国系を狙ったほうがいいと、アドヴァイスしてくださった方がいました。ご心配ありがとうございます。

などといい、外国系を探してみるオジャラ。英語はまだいい。イタリア語とか、ポルトガル語は辛すぎる。みなさん一体どうやって応募しているんだろうねー。たはははは。(苦)

紙は霧吹きで濡らしてから刷ることにしよう。(→一応和紙)

なんか、パンチがないのよねぇ。

抽象画の練習がまだ足りないのである。

どーすっかねー。

とりあえず、紙を濡らして、あと2枚刷ってみる。

結構作れるということは理解できた。

絵の具が無くなってしまったので今日はこれで終了。

パンチを入れてやるぜ。

ということで、今の版の上から、もう少し大きい面を追加。

(ビンなどが乗っているのは、ボンドと面を密着乾燥させるため。)

やっぱ、ノウミソがいかれて来たと思う人がいるかもしれないよなあ。

フツーの感覚じゃないもんなあ。

ま、いいか。

それもまた、ゲージツだわぁ。

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