◆◆◆ 061 ★ 書初め ◆◆◆

2004.1.13

この左のは、当然、アタシのじゃありません。

婦人画邦2000号特大号というのを、古本屋で400円でゲットしたオジャラ。

表紙が宮沢リエちゃんだったし、化粧品とか、キモノとか、和の小物なんかが大量に載っていたので、カットなんかの参考にしようと思ってね。

そんでね、その最初のページにこの文字よ。

デザイナーのコシノヒロコさんの、『凪』という文字。

彼女が、書に取り組む姿というのは、

以前、テレビでも見た事あったんたけど、久々に見て、なんか『自由でいいなあ』と、目が釘づけになるわけ。

そんで、アタシも、書いてみたわけ。

(相変わらず、お手本は、山頭火だけどさ)

初代君↓↓と比較すると、大分よくなってきたぜ。

今回は、半紙を半分にカットして挑戦。

目標は、『ケータイ電話の画像として読める』なんだ、前と同じなのかよ?

読める書というのは、大事だと思う。

居酒屋のメニュー書きのバイトもできるしなあ。たはは。

そうして、コシノセンセイの書を見ながら、文字の練習を続けるアタシ。

書の練習というのは、筆さばきが上達するので、油絵が、短時間で描けるようになるのよ。(本当)

あんまり、関係ないように見えるけど、やはり、芸術というのは、どこかでつながっていて、積み上げないと、手にできないものがあるなあと思う。

アタシは、イロイロな画材にチャレンジするタイプだけど、日本画は未知の世界。

イロイロな技法の勉強もしてきたけど、絵画の技術を最も必要とするのは、日本画なのよ。

筆で紙に描くからね、線が命。

あの線を作れるようになるまでには、何万枚も書や画の練習を繰り返しているはずなのよ。

タマタマ、アタシの場合、高校の授業で、油絵の具のセットを買わされたことがあり、捨てるのももったいないから、大学時代?会社に入社してから、趣味として、油絵をスタートしたという理由があるのよね。

何故日本画に流れなかったのかしらねぇ。あんなに色がキレイなんだもんねえ。(いつかは挑戦したいと思っているけど、金的にも、線を描くスキル的にも、まだムリというのは明白。)

額縁が完成する。

やはり、額に入れると、結構イイ感じである。

額縁屋のオヤジは、試しに売ってみたらどうだという。

そーねー。

売れるのかしらねー。

そうして、最近、そういうことを考えるのがかなり面倒になってきているアタシ。

猫の絵は、レストランには置けないので、アトリエに回収したけど、とりあえず、どこかのお店に置かせてもらおう。

まず、見てもらうことからはじめないとね。

お友達から頂いた年賀状。

三年半も日本にいなかったので、その間、年賀状は出していなかったのだけど、帰ってくると、やはり年賀状は来てしまうのだった。

人間は、なかなか変われない。

どうするか考えたが、ポストカードは、売るほどあることを思い出し、在庫品を使って、返事を書く事にした。

昔の絵手紙は、下手なので、新しいのと並ぶと、ゼッタイに売れないからである。

そうして、あんな小品でも、ほとんどの人が飾ってしまい、そのうちに慣れてきて、もっと欲しいと思うようになってくる。

麻薬もダイエット薬も、美肌のエッセンスも、初めはタダだからなあ。

お商売って、深いのねぇ。

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