◆◆◆ 038★屋根のペンキを塗る ◆◆◆

2003.10.24

今日、昼食を終えて、アトリエに向うと、

なんとも青い空がキモチ良い。

こんな日は、土手にスケッチにでも行こうかと思うが、

空と同じ色のペンキの事を思い出す。

大工さんもどうなったのか、心配してくれていた。

気合を入れれば、出来なくは無いのだか、根性入れないと、屋根には登れない。

ペンキ塗りに必要な資質は、高いところに登る根性である。

寒くなる前に、ペンキ塗りだけは終わらせなければならない。

理由は、寒いと、屋根に登りたくないからである。

しかも、手も冷たくなるし、風が吹くと集中力が落ちてしまい危険なのだ。

真夏の炎天下も嫌だけど、寒いのも嫌だなあと思い、今日やるしかないと決意する。

愛用のキャタツをセットして、いざ出陣。

アタシが、四苦八苦しているところに、従兄弟がやって来る。丁度いいから、写真を撮ってもらう。

屋根塗りをしているアタシは、本人には撮影できないからだ。否、出来なくは無い。

カメラがペンキまみれになり、自分も屋根から落ちる覚悟があれば、撮影は可能だろう。

でも、いくら一階とはいえ、ここから落ちたら痛いし、足ならともかく、腕の骨などを折ったりしたら、絵が描けなくなってしまう。

などと、考えながらペンキを塗り進めていた所だったのだ。

次回、ペンキ塗りが必要な時には、人に頼めるくらいの収入を上げている予定だから、もう、屋根には登らないかもしれないもんなあ。

第一、もう、かなりの年だから、気をつけないとね。

うふふふふ。

ペンキ塗りのお手伝いのお申し入れをしてくださったお友達の皆さん(三人もいる)

応援ありがとうございました。

屋根の上は危険極まりなく、アタシも命がけですので、いくらお友達でも、協力していただくワケには参りません。(落ちてケガされると、片身が狭いもんで・・・)そんなこんなで、お気持ちだけ頂きます。感謝します。

屋根の上を歩くのにも大分慣れてきたオジャラ。

はぁ。これじゃ、誰にも嫁に引き取ってくれないよなあ。若いうちに決めといてヨカッタよ。

そうして、今日は、バケツにドボトボとペンキを入れ、大量に塗り進んだので、半日で全ての屋根を塗り終わる。

屋根塗りの技術も向上ているぜ。

この分なら、大作も描けそう。

ペンキを塗っているときには気づかないのだが、ハケを握り続けていたので、親指と、他の指と、手のひらが痛い。

やっぱ、脳内麻薬が出ていたのかなあ。

そうして、アトリエは当初の予定通り、空色の屋根となり、アタシは、かなりの達成感に満ちていた。

空色のあとりえ しゃぼんだまふわり(オジャラ句)

完成図。

あまり空色じゃないんだけどなあ。はぁ。

まあ、仕方ないか。

名前が空色というだけだからなあ。

絵の具もそうだけど、ペンキというのも、乾くまで、どんな色か解らないで、不満が残る。

少し白を混ぜればヨカッタぜ。

茶色のトタンは、白に塗ろうかなあ。

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