◆◆◆ 033★万華鏡を作る ◆◆◆

2003.10.3

この前二科展を見に行ったときに、ミュージアムショップに、トルコ製の万華鏡が数点売られていた。

ふーん。この程度なら、つくれそうだわぁ。

内心そう思いながら、一ヶ月が過ぎた。

額縁屋のオヤジの話によると、万華鏡が最近流行っているのだそうだ。

へぇぇぇぇっ。(14へぇ)

デパートの雑貨売り場などでは、大量に販売されているらしい。

へぇぇぇぇっ。(26へぇ)

ステンドグラスで作られた作品などは、一個1万円以上するらしい。

へぇぇぇぇっ。(45へぇ)

そんなことには関係なく、オジャラは、ゴミ置き場から拾ってきたカガミを使って、万華鏡を作ってみることにする。

へぇぇぇぇっ。(51へぇ)

どおでもいいかぁ。

最近、拾いものが多いよなあ。

デフレだから、仕方ないよ。落ちているわけだしさ。ゴミ置き場に。別に構わないだろう。拾っても。

最近、物色しているのはラジオ。今は音の無い世界で芸術活動をしている。CDは取り替えるのが面倒だし、金出して借りたりもしたくない。ラジオなら、安くていいぜ。(英語の勉強も兼ねて、FENしか聞かないけど)誰か不用品、くれないかなあ。

まず最初に、万華鏡のサイトをサーフィンして、下調べ。

とある万華鏡のサイトには、作り方まで書いてあった。親切な人だ。

作り方が解ったからといって、作れるものでもない。なんといっても、ステンドグラス製作というのは、初期投資がかかるのよ。

その点アタシは、お道具だけは持っている。
(60へぇ)

ちなみに、お道具は、拾い物ではない。

万華鏡を作るのに必要な材料は、ガラス、カガミ、万華鏡の模様となる、ビーズなどの具材。

ガラスとカガミを接着するのに必要なのが、銅のテープ(写真上)と、ハンダ、ハンダの接着をよくする液体。(写真下)

ハンダを溶かすのに必要なのが、ハンダゴテ。

そうして、その他に、ガラスをカットするガラスカッター、ザグ、ガラスを削りながら、大きさを微調整できるルーターなどがあると、より美しく、万華鏡が完成するというワケである。(72へぇ)

ステンドグラスに関しては、投資した費用を回収できるとは、全く思えないぜ。(赤字)

ちなみに、ガラスをカットしたり、ハンダをつけたりする技術は、そんなにカンタンではありません。要練習、ようセンセイっす。

最近の万華鏡ブームに乗り、すでに、ガラスがカットされているキットもあるらしいです。

アタシは、当然に、ゴミ置き場のミラーと、カットに失敗した色ガラスの破片を使っています。

なんだ、全部廃材なのか・・・・。たはははは。

中には、バリ島で買った粗悪なビーズを入れてみました。そ、粗悪なのかぁ・・・。

朝からボチボチと作り始め、結局完成するまでやめることができずに、2時ごろ完成しました。

あまりキレイじゃないのよねー。

うーむ。

やっぱ、自己流はダメなのかしらぁ。

まあいいか。

あれだよなあ。自分の思い出の品を入れて、万華鏡を作りませんか?などという企画は、当たりそうだよなあ。(やりません。キッパリ)

完成

羽を入れるとキレイだなどと、とあるホームページに書いてあったので、どうやって手にいれようかと考えていると、朝、アトリエの玄関に羽が落ちていた。

やっぱ、アタシって、運がいいのかも。などと、ウキウキしながら、万華鏡に仕込んでみる。

しかし、羽を入れたのに、へりに張り付いてしまい、回しても、全く見えないのよねー。運がいいんだか、悪いんだか・・・・。はぁ。

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