◆◆◆ 004★いよいよ、創作活動開始 ◆◆◆
2003.7.20 | 室内で、油絵を乾かせるように、特別に作ってもらった建具。
ふすまなどだと、絵を描けることが出来ないので、ガーデン用フェンスにレールをつけてもらって、それに、クギを打ち、カンバスを乾かすように工夫した。 とりあえず、白いカンバスを下塗りして、小さいカンバスが終わったので、大きいのを出してみる。 げげ。 描きかけの絵ばかりじゃないかよ。 しかも、背景に描いた布がなあ・・・。どこにあるかも解んないぜ。 はぁ。まずいよなあ。 やっぱ、布は出さないと、続きが描けないぜ・・・・。 布かける場所も作らないとならんなあ・・・・。 |
7.21
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ヤフオクで買った1000円の製図台。椅子と蛍光灯までついてこのお値段。
激安だぜ。 お友達にトラックで取りに行ってもらう。ご協力ありがとうございました。 皆様に、助けてもらってばかりのオジャラだわあ。 この製図台は、スペースの関係で、縁側においてある。 主に、描いた絵を写真撮影したり、スケッチを貼り付けて、油絵を描いたりするのに利用する予定。この、マグネット式というのがとても便利っす。 お譲り下さった方、ありがとうございました。大切に使います。 ホントは、絵も製図台を利用して描いたりしたいんっすけどね。いつも、他の用途で使われている人気者っす。利用頻度高し。 そういえば、俳句の会のときにも、完成した連句を展示するのにも使ったよーな・・・・・・製図台って、多用途だったのね・・・・。 縁側は、大きなサッシをぶち抜きにしてもらい、家の中に光が沢山入るようにしてもらった。とはいえ、下町なんで、明るすぎたりはしない。 後ろのブロック塀は、白いペンキが余っているから、あとで、白く塗って、落書きでもしようかとか、そんな気分にさせられる。 ガーデン付きだもんなあ。すげーよなあ。 (この奥に、足踏みミシンが置いてあります。これは、ヤフオクで3000円でした。近々、カーテンやクッションを作るので登場予定。) |
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以前からこの家にあった、桐タンスと食器棚。
桐タンスには、今のところ、スポットライトと、ステンドグラス用品が収納されている。 スポットライトは、やっぱ、天井に取り付けちゃおうかなあ。 そうしたら、引き出しが空くから、布持ってこれるもんなあ。 食器棚には、銅版画の作成ノートとか、版画用の紙、ポストカードの紙、スケッチブックなどを入れている。この程度の家具でも、買うと結構高いし、送料は、品物以上ということも多い。 そんなもんで、残っていた品を、とりあえず利用させていただく。 使えるものは、なんでも使わないといけない。 しかしなあ、今後、スケッチをどの程度のサイズの紙に描くのかというのはメチャクチャ重要だよなあ。 今までのように、大きい紙に描くわけにもいかんだろうからなあ。(しかしながら、大きい紙がどこで買えるのか、調べたりしているのよね。たははは。) 小さい紙には、手足が入らないしなあ。問題だよなあ。 (小さい紙に描こうとは、まだしていない。うーむ。そこに問題があるのよね。きっと。) |
7.22
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イーゼルや、筆、パレットなどのセッティングを終えて、いよいよ、書初めである。
ここまで来るのに、帰国から2ヶ月位経っているからなあ。 その間、全く絵を描いていないので、ちょっと心配。 昨日下塗りしたカンバスを早速取り出して、描き始めることにする。 今日は、ガスの工事があることを忘れて、オジャラは、自宅からネコを連れてきてしまう。 何故連れてきたかといえば、ネコの絵がほしいという人がいたので、何枚か描くことになったからである。 ネコは、大量のガスオヤジにビビリまくり、外に出て行ったきり、近所で迷子となり、アトリエに帰ってこれなくなってしまったのであった。 |
7.22
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何度もネコを探しに出かけるが、彼女は、見つからなかった。
仕方なく、モデル無しで、絵を描き始める。 スケッチをいくつも製図台に貼り付けて、その中で、まあ、絵になりそうなシルエットの作品を選んで、絵にしてゆく。 久しぶりに描いたわりには悪くない。 この調子で100枚書くぜ!! ヒゲをどうしようかと考えたが、もう少し絵の具が乾いてから、ナイフでつけることにしよう。 ヒゲの色は、やっぱ、赤かなあ。 赤と青のヒゲにするかなあ。 気持ちはそんな感じっす。 下のネコちゃんは、ナイフで描いてみました。 ナイフだけで描いたのってはじめてかもなあ。(下絵は筆で描く) こちらも、ヒゲは次回。 ヒゲの練習してからにしようかなあ。失敗すると、直せないから、気合入るわぁ。 あと、アタシの絵の特徴として、サインが下手。 練習しないとなあ。たははは。 いつも、サインが失敗するのよね。まあ、それも味なんだけどね。 そんなこんなで、モデルは、4時半になって、アタシが3度目に近所を探しに行ったときにやっと保護されたのだった。(この二枚の絵は、既に完成していました。) 彼女らしいといえば、彼女らしい。流石、ウチのネコだけのことはある。 今後も、モデルはキッパリお断りってことっすかね。はぁ。バリに置いてくればよかったよ。 役に立たないぜ。 |
7.23
上の写真は、アトリエに、やっと連れ戻されて、 家の中をウロウロするお猫様。 それにしても、なんて、きままな人生なんだよっ。 |
朝だというのに、従兄弟が、明日の花火大会に向け、ビールサーバーをもらいにくる。音がうるさくて、家での常設を放棄したのだが、ヤフオクで売るのも面倒で、どうしようかと考えていたら、従兄弟がひょいと出てきて、もらってくれるという。
ビールサーバー分は働いてもらわないと損すると思ったオジャラは、家にストックしてあった大量の布地や画材を、アトリエまで運んでもらう。(7ケース位ありました。)助かったぜ。 従兄弟は、ステンドグラスに執着があるようで、暇なときに、ウチに習いにくることに決めたようだった。まだ、作成途中のトイレの明り取りのガラス作品の仕上げを奴にやらせよう。うん。 彼は、アドレナリンが既に出まくっており、『聖イグナチオ教会』にも足を運び、ステンドグラスを眺めていたら、白人牧師さんに声をかけられたらしい。 そんでもって、『ステンドグラスを眺めていると、心が洗われます。』などと、もっともらしい発言をして帰ってきたらしい。クリスチャンでもないくせになぁ。 牧師さんは、『また、いつでも来てください』などと、彼を激励してくれたとのこと。商売熱心だぜ。 まあいい、新しい事を始めるときには、人は、いつでも心躍るものである。 そんでもって、アタシは、届けてもらった布地を掛けるハンガーを、どこに取り付けようかと考えたり、(人に頼んで、バリから10本も送ってもらったのよね。うふふ。) パリで買ったレース地のストックでカーテンを作ろうと考えたり、布をどこに収納するかを考えねばならなかったり、布と書いてある箱に、ビッシリと詰まっていた銅版画のお道具を、やっと探し当てて、いつから始めようかと考えたりするだけで、もう、何時間も経っていることに気づくのであった。 |
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