2003/2/24日 Bali Dance Sketch 
Monkey Forest Street, Raka House 『Kerta』

トゥヌンという踊りは、確か、女ガムランと子供の踊りなどで、一度
見ただけだったように思う。

『トゥヌン』は一人で踊れることもあり、
日本人で習いたいと思っている人は多い。
(昨年末のモデル様C嬢も、習いたいと言っていた。)

レゴンとか、タルナジャヤであれば、多少なりとも、キメの場所などの映像が脳裏に残っているし、
立ちまわりも解るのだが、トゥヌンは、まず、
踊りの流れなどから覚えなければならないので、描けるようになるまでに、ちと時間がかかる。

踊りを描くコツは、その踊りが表現する、特徴あるポーズを、まず覚えることから始る。

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師匠のRaka

おおっ、あまりの速さに、絵は、まるで、千手観音のようになってしまう。

踊りって、観音様だったのね・・・。

そして、オジャラよ。手をもう少しなんとかしたらどうなんだよ。

たははは。

手の表現は今後の課題かも。

でも、あまりちゃんと描けるようになると、絵の個性がなくなるしなあ。

とりあえず、今は、ノウミソにある残像でスケッチをして、実際と違う場所(腕や足の位置や高さ、手の表情)をチェック、実際の踊りと同じ形にすり合わせていくという作業になる。

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練習中のT嬢。

オッパイとか、体つきとか、目の大きさがラカと全然違うので、描いていると、特徴がでてしまうのである。

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トゥヌンは、この、ペタリと座り込み、

糸を紡いだり、布を織ったり、

布を縫ったりする仕草が

一連で続いてゆく。

この辺の仕草が特徴的であり、

一番長く踊られる部分でもある。

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