Rica's Works Oil Paintings 2007

 「文房堂・シルバーホワイト」

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memo

2007.2.2 

ヤフオクで落札した、大量の格安絵の具の中には、当然に、カチカチで使えないというのも含まれている。

まあ、油絵の具なんで、チューブから中身を取り出して、トンカチで砕いて、カンバスの上に乗せるとかさ、陶芸作品の上に貼り付けるとか、イロイロと使い道はあるわけで、アタシには、絵の具が固まっているかどうかというのは、あまり重要ではない。

それでも、シルバーホワイトの何本かは使えないでいた。

アタシの大好きな白である。

それは、ルノアールや、梅原が愛した白でもある。

中には使えるのもあったんだけど、このカチカチを箱詰めにしたらどうかなあ。

オシオッサさんがそう言い出して、アタシも、それに賛同する。(かの女は貧乏なので、廃材を使った作品を中心に展開している作家さんである。)

アタシが、廃材で、箱を作ってあげて、彼女は、その中に、絵の具を箱ごととか、箱から出してとか、チューブ(アタシがカンバスに下塗りした、その残骸)なんかをどんどんと入れてゆく。

こんなに古い箱なんかも、もう、手に入れることはできないもんねえ。

アタシは、文房堂の絵の具が大好き。

アートスクールでお世話になっているってこともあるけど、小松崎さんという洋画家が、テレビで油絵の講座を放送していたときに、「ホンモノの絵の具というのを使いましょう。」

そう言って、番組で文房堂に案内して下さったのを今でも覚えている。

絵の具は、練りが堅くて、絵の具を厚塗りするアタシにはピッタリである。

マツダの専門家用とかいう絵の具をご利用の皆様、是非、文房堂さんの絵の具も試してみてください。

この箱は、中身が乾燥したらアクリル板を取り付けて完成となる。

オシオッサさんからもらおう。笑。(材料はアタシのなんで、権利はあると思う。)

size サムホールカンバス・油絵の具・ポピーオイル

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