Rica's Works Oil Paintings

花帽子の女

* 209 *

2005.9.20.完成

ブルーのラインをクリムソンで引き締める。

全体的なコントラストを強めるために、水色で加筆。

ま、こんなもんかなあ。

memo

2005.8.

アタシの花から離れていた作品は、全て、花瓶に顔を入れることにする。

卑怯者めっ。

画家の作品であるならば、見ただけで誰の作品かというのが解らなければならない。それは、イラストであっても、粘土細工であってもそうなのである。

そうして、確固たる自分の世界を持てた人だけが、死後巨匠と呼ばれるのである。

誰が描いたのか解らない作品を増やすより、自分の個性を伸ばしてゆくほうが今は大切だということである。

私には、特徴のあるヒマワリや、ガーベラというモチーフがあるのである。

バラもそうである。

私の絵に見えない花になってしまったのであれば、他の場所で私の絵に仕立て上げる。

それが、構成する力ということになる。

2005.8.2 加筆

こちらも、花帽子の女にすることにする。

アタシの絵だという、確固たる表現は、人物に顕著に出るからである。

2005.7.14 加筆

とうとう、行けなかった展覧会というのがある。

ご縁のものなんだろう。

それにしたって、この絵は頂けない。

なかなか、自分の世界というのは表現できないものである。

オットよ。早くカメラを買ってくれ。ケータイでは、マズい絵がマスマス悪く見えるぜ。

2005.4.26.作成

失敗して、どうしようもない抽象画というのが、乾燥棚にある。

佐野繁二郎の展覧会で、彼は、何度も、何度も失敗したカンバスに絵を描いて、さらに、それをカットして、別なカンバスに貼り付けたりもしていたらしい。

なるほど。そんな方法でもオーケーなのかと、下手糞な抽象画の上に、花の絵を描いてみる。

アタシの絵という感じはしない。

いくつか描いていると出てくるかもしれないし、出てこないかもしれない。

色の感じや、水玉の模様はヨカッタと思う。

size F4

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