◆◆◆ リトグラフにチャレンジ ◆◆◆

012 ● CDマーカーでの試作-3

CDマーカーでリトカレンダーの版を作る。

ぼんやりしていたら4版も作ってしまっている。

版にCDマーカーで直接描画したあと、まず、SK液を塗る。

そのあと、水を乗せ、インクを乗せてみる。

このとき、スポンジにインクがついていたりすると、その部分が油で汚れてしまい、版がダメになってしまうというコトが判明。

目立ても、もっと、金をかけて(ヤスリを取り替えながら)やることにしようと思う。

ガラスのパレットや、専用ローラーが準備される。

リトの印刷には水とスポンジを使う。

バケツ2個、SK液と、MAX液用の小さい皿、小さいスポンジなどを準備。

ガラスの板は、拾ってきた品。ローラーにピッタリで怖い。

今回から、ゴム手袋は2個準備。

描画用と、印刷用である。

印刷すると、手袋は、インクでベトベトになってしまい、二度と描画用に戻れなくなることが解ったからである。

印刷したあと、厚いビニールにインクは移され、空気を抜いて密閉すると、何日か使える。

今回は、ちょっと出しすぎたかもなあ。

これで何十枚も印刷できるんだから、インク代というのは物凄く安いと思わされる。

印刷が終わったら、ローラーは灯油で洗い、更に、洗剤であらったあと、専用の台に置いて水分をふき取って乾燥。

ガラスや、ナイフ、手袋もインクを落として、一日が終わる。

リト刷りは、銅板画よりも準備が面倒で、始めるまでに気合が必要である。