008 ● 大作に挑む
|
製版の合い間に、版が乾燥するまで、ポスターの下絵を描く。何枚か描いたが、これに決める。
後ろの◆に個展の日付が入っているが、これはやめることにする。 リト専用アルミ版は、30*40センチ。 文房堂では2枚で確か1200円くらいだったと思う。 銅板と比較すると、物凄く安い。 |
|
アルミ板を扱うときには、手の油がつかないように、ゴム手袋を使用。
油分と水の部分をキッパリ分けるためには、手の油を版につけてはいけない。 |
|
版に直接描画していく。
前回、版の調子が良好だった、黄色いダーマトグラフィーを使う。 ソリッドマーカーを買った後にするべきだったと少し反省。 CD用のペンというのも試してみたい。 あれを使えば、エゲンラッカーの工程が必要ないような気がするからである。(→性質がとても似ているインクと思われるので) CDペンでの試作を、大作の前に、小さい版でテストするべきだったぜ。 |
|
ここで、版にタルクという粉をまぶして、描画部分を固定させる。
この作業をすると、キッパリ度がより明確になるらしい。 |
|
そうして、SK液をスポンジに取り、版の上にムラなく塗ってゆく。
マニュアルでは、版の上に直接垂らして手早く塗ると書いてある。 ちょっと失敗したモード。 この作業は物凄く大切。 オジャラよ。大作なのに大丈夫なのかよ? とりあえず、SK液は一晩乾燥させるので、続きはまた明日ということになる。 タルクを塗ったせいか、キッパリ度がイマイチで、版作りはココで失敗。一度SK液をはがし、もう一度ダーマトグラフィーで描画しなおし、SK液をキッパリと描画部分と分けて塗りなおした。 うーむ。失敗がどの程度版にひびいているのか心配。 もう一晩乾燥。 |
|