カリスマインクでの刷りあがり 2004/3/16

ディープエッジの版は、インクの講習会当日、3種類のインクで試刷りが行われた。

乾燥したので、送っていただく。

スキャナーでスキャンしたのだが、実物とは大差なので、全部はアップしないことにする。

デジタルデータというのは、作品とは似て非なるものだと思わされる。

どちらにしても、裏ごししていないインクで印刷したので、印刷中に版が傷ついて、その版の傷まで鮮明に印刷されてしまう。

いいインクというのには間違いがない。

基本的な構造までミッチリと勉強できて、版画作品に留まらず、他の版画とか、この夏作る予定のリトグラフとか、油絵の具だとか、そんなのにも応用できて、有意義な時間だったと思う。

センセイは、最後に、版を特殊な虫眼鏡のような品で、細部まで見てくださり、『いい版だ』と言ってくださった。

センセイのように、沢山版を見ている方に、そんなふうに言っていただけるのは、本当に嬉しいことで、もっと精進しなければと、新たな意欲に燃えるアタシ。

結構単純である。

インクの講習会のお話はこれで終わりです。

投資額を回収できるように、いい作品を作れるようになりたいです。

あと少しのところまで来ていると思っています。

読んでくださった皆さん、ありがとうございます。

これからもよろしくお願いします。