◆ 用意するもの ◆

筆ペン。(私は、三菱の墨液タイプというのを利用しています。一般的に流通している、顔料系の筆ペンだと、着色したときに、筆ペンの色が流れてしまい、必ず失敗します。『墨液の筆ペン』と『紙(ブレダン紙)』だけは、新規に購入してください。)

紙。(muse社製 ブレダン紙)この紙は、画材店などで販売しています。絵手紙用の紙などでもいいですが、画仙紙は初心者の方には難しいと思います。この紙を探してみてください。30枚で400円-500円程度だと思います。
水彩絵の具。(色がつけば、何でも構いません。私は、固形の透明水彩絵の具が、パレットに収納されたのを利用しています。)
筆。(日本の習字用の小筆や、隈取筆などが最適です。)
水、紙、ボロ布、ハンコ、朱肉。

◆ 屋外に行く時に持参する品 ◆

コンパクトな水彩絵の具と、紙、筆ペンに、水筆。一番上にあるのは、全てを収納できる袋です。お友達がベトナムのお土産に買ってきてくれたっす。

小さくまとまって、どこにでも持ち歩くことが出来ますし、水筆には、水を収納できるので、あっというまに、絵手紙が描けてしまいます。

私は、旅に出る時に、この小さな絵の具セットをかならずバッグに入れています。

◆  リンゴを描いてみます ◆

紙イッパイに、さっと筆ペンで輪郭をとります。

 

◆  文字を入れます ◆

紙の余白イッパイに、文字を書き込みます。
サインも入れましょう。

  

◆ 色を塗ります ◆少し、実物より明るめの色を、全体にざっと塗ります。真中は残す感じ。

下の絵の具が乾かないうちに、少し青や紫を足して、立体感を出します。

◆  背景を塗ります ◆

紙水彩絵の具は、乾くと色が薄くなるので、多少濃い目でも構いません。ちょっと塗りすぎたと思ったら、ボロ布で少し色が残るように余分な絵の具を拭き取ります。(右参照:真中の写真は、ティッシュで余分な絵の具を拭き取っている様子です)

◆  文字に線を引いてメリハリを付けます ◆

絵が一色で、色が不足している場合には、今まで使っていなかった色などを使って、文字の横に線を引き全体を引き締めましょう。

私は、赤・青(or緑)・黄色の三色を、一つの絵になるべく使うようにしています。ハンコを押して出来上がりです。

◆ 筆ペンのメリット ◆

準備や後片付けがカンタンです。

どこにでも持ち歩けるし、小さなスペースでも描く事ができます。

液の交換もラクチンです。私は、専用カートリッジを文具店で取り寄せてもらっています。一本150円と安価ですので、カートリッジを取り替えながら、絵手紙を沢山描いています。

私は、ほとんどのメーカーの筆ペンを試しました。中でも三菱社製の品が、色も濃く、よく乾き、乾いた後、色もにじまずに利用できることが判明しました。以来、他社のは利用していませんが、最近では、他社も頑張っているかもしれません。

難と言えば、三菱社製の墨液筆ペンは、年末年始位しか、文具店店頭に並ばないということでしょうか?

もう少し、売れてくれると、一年中買える様になると思うんですがね。

飛行機の中では、気圧の関係で、必ず液漏れしてしまいます。紙とか、衣類などを汚さないように、ティッシュなどに巻いた後、ビニール袋に入れて、手荷物のバッグなどに入れましょう。

◆ 水彩絵の具のこと ◆

固形の透明水彩絵の具は、12色セットで2000円程度から販売されています。一つ持っていると、何年も利用できます。(オジャラは、既に5年位使ってますけど、まだまだ、残ってます。)

12色だと、色が足りないので、赤や、緑、赤紫やスミレ色(主に花を描く場合に利用)を買い足すといいでしょう。(絵の具は、一個ずつ追加購入できます。)
購入するときに、絵の具も収納できる少し大きなパレット付き絵の具を購入すると、あとで、絵の具を追加して収納することができます。

絵の具は、高ければ、高いほど色がキレイだそうです。
アタシは、あんまり高い絵の具使えませんけど、基本の赤や、黄色は、ちょっと追加して、いい色を買うといいかもしれません。色がキレイだと、絵がうまく見えるからです。
チューブ式の水彩絵の具をお持ちの方は、パレットの絵の具を入れる部分に、順番に色を置いて、2-3日乾かして下さい。水をつけると、固形水彩絵の具と同様、何度でも使えます。

◆ ハンコのこと ◆

私は自分で作っています。カンタンに作れます。作り方を見てみたい方はこちらを見てください。

◆ バリ島で、絵手紙を習いたいなんてひと、まさかいないよね。 ◆

2時間位なら、教えてあげてもいいです。とりあえず、3000円くらいでどうでしょう。
ウチまで、自力で来る事と、紙と画材を持ってくることが条件です。鉛筆で下書きしたい人は、鉛筆とケシゴムも持ってきてください。オジャラは、絵が下手ですけど、会社で、昼休みに、絵を教えていました。みなさん、1年位ですごくうまくなりました。絵には、描く順番や、色を塗る順番があるんです。だから、コツさえ習得してしまえば、ある程度は描けるようになるんです。
絵が描けると、旅も人生も一段と楽しくなりますよ。

おじゃら画廊のHP

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