◆◆◆ 陶芸・粘土コーナー ◆◆◆

藝大公開講座 テラコッタで塑像を作る 

北郷 悟. (きたごう・さとる)先生に教えていただきました。

また、メインのご指導は、奥田真澄先生を中心に、増田先生、藤川先生に教えていただきました。

先生方、ありがとうございました。

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2005.8月.

中を刳り貫いたときに、その粘土で、他の作品も次々と作ってゆきます。

気持ちてきには、いつも、マティスの彫像のようなのをイメージしていますが、出来上がる作品は、全く違う作品なので困ります。

後ろの写真は、ペン差し。

球体とてびねりと重力のコラボレーション。

もう一つ、似たような作品も作っています。

20キロあると、作品は結構作れるというのが解りました。

自分が座るために用意された椅子も、この通り、作品が鎮座し、ずっと立ったままの作業となりました。

こういうふうに、自由な造形にもチャレンジしましたが、ほとんどの作品の手足が壊れてしまい、それはそれでついていなかったです。

壊れると、物凄くガッカリするというのは、野焼きのときと同じで、基本的な知識というのが、物凄く大切だというのが解りました。

乾燥した状態です。

1週間ぐらい乾燥させ、そのあと、更に細かい部分の造形を作ります。

もう、粘土を足すということはできませんから、粘土をマイナスするという作業が中心になります。

硬くなった粘土を削るという意味です。

そうして、この作業は、アタシには余り向いてないというのは解りました。

創作を短時間に終わらせるには、粘土が柔らかい状態のときに、98パーセントは作りこんでしまうということを学びました。

そういう創作の方法が、私には向いているというだけで、作り手さんそれぞれに、順番というのはあると思います。

こちらは、花やウサギです。

この花は、アトリエから窯に運ぶまでの道で、全部壊れちゃいました。

焼く前は、思いのほか、壊れやすいんですね。

この辺も、勉強になりました。

もともと、造形的にムリして作っていますからね。笑。

ハリガネを入れたりして補強するとか、

そういう裏技も使えってことなんだと思います。

また、壊れた手足は、焼いた後に貼り付けることもできるって教えていただきましたけど、そういう作業は、アタシはあんまり向いてないです。

作業が雑なので、貼り付けた後が汚いのです。

売り物にはならないです。

ですから、粘土が柔らかい状態のときに、シッカリ作る。

ここがポイントかな。

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