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オジャラは、こんなことを考えて、絵を描いています。 *-*-*-*-* カウンセリングを勉強していた頃の話 *-*-*-*-* |
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◆◆◆ 自分を見つめるって? ◆◆◆
アタシは、気が強いし、人を傷つけてしまう時もあります。 そうかと思えば、妙に傷ついたり、人に相談したりできずに、自分に溜め込んだり、そういうところもありました。(今は、ほとんどの人がそうだということも解ります)その時は、そういう自分に気づけたというのが、素晴らしいことでした。 でも、そういう、自分の思考や行動パターンに気づかなければ自分の問題を治すことはできないのです。 カウンセリングのガッコに行った事で、アタシは、自分の問題を見つめるチャンスを与えられました。 自分に不足している部分。 直したい部分。 問題はあるけど、このまま押し通そうと思う部分。 今まで悩んでいた会社の人間関係も、『自分にも問題があること』が解り、『考え方』や『接し方』を変える事ができたので、自分だけを責めるような事は無くなりました。 |
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◆◆◆ 行動療法というアプローチ ◆◆◆
それと比較すると、『行動療法』は、患者さんの考え方や、問題に対するアプローチの方法を変えるように指導して、問題行動を克服できるように働きかけてゆくスキルです。行動療法は、患者さんの身近なものや、興味のあるものを取り入れて、前向きに、明るく生きられるように患者さんを変えてゆく。そんな治療法です。これはいいなと思ったのです。 |
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◆◆◆ 貼り紙の効用 ◆◆◆
彼女は、やはり冷蔵庫に、『毅然と』と書いて貼っていたというのです。 なんか、まじめに貼り紙してるって、結構笑われちゃうかもしれませんね。どうも、ハチマキ巻いて、貼り紙の下で受験勉強しているマンガそのものですもんね。 オジャラは、会社に、雑誌の記事を切り抜いた『マッチ』の写真を飾っていた事もありました。(←趣味悪くてスミマセン。マッチの写真は、サイズが大きかったこともあり、センパイに怒られて、撤去させられました。はは。) |
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◆◆◆ ピカソのポストカードと共に ◆◆◆
アタシのキーワードは、『君にも出来るよ』です。 確かに、『下手絵』だけでは戦えないことは、解っています。オリジナルな絵というだけでは、ダメだと思いました。 雑貨みたいな小さな絵が、会社のデスクや、テレビの上などに置かれて、いつでも、見る人を元気にするといいなと思ったんです。 でも、今から思い出しても、アタシが頑張る為に、『マッチの写真』も『冷蔵庫の貼り紙』も、『ピカソのポストカード』も、効果があったように感じます。 |
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◆◆◆ カウンセリング マインドを持って生きる ◆◆◆
でも、普通の精神状態の人であれば、その、チョコっと教えてもらった方法を使って、気持ちがぐっと楽になったり、気持ちを切り替えられるようになるんだそうです。 カウンセリングの実践授業の中では、【公開カウンセリング】というのが行われました。生徒さんが患者役になって、先生にカウンセリングしてもらうという、カウンセリングの実地訓練です。 オジャラは、カウンセラーに向いていないことは、ガッコの授業で、十分に気づいていました。 でも、飲んでいる席などで、アタシがカウンセリングのガッコに通った話をすると、『最近ちょっと、眠れないんだけど』なんていう相談をされることがあります。そんなときに、カンタンな、気持ちの切り替え方法なんかを、教えてあげるだけなんです。相談されたときには、ちょっとケアしてあげる。それが、カウンセリング マインドっていうものです。 カウンセラー様は、『アナタには背後霊がついてるから、お払いを受けないと不幸になる』なんて、頼んでもいないのに不幸を振りかざし、高い祈祷料を請求したりしませんから、ご安心下さい。あーゆう人も、人の心理については、詳しいんですけどね。どうも、発揮する方向が間違ってるって気がしますね。 |
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◆◆◆ ハートの会発足 ◆◆◆
でも、ある程度、頑張るタイプのコであれば、自分の考え方の問題に気づかせてあげるだけで、自力で問題を克服し、自分の成長に必要なスキルを身に付けることができるのです。 しかしながら、日本では、カウンセリングに行くというのは、問題行動があった人と決まっています。日常を普通に生活できている人は、カウンセリングに行ったりしません。カウンセリングを受けるのは、悪い事とか、精神異常者みたいな差別感覚が、まだまだ根強いんです。 しかも、カウンセラーの数は、まだまだ不足しています。 『カウンセリング』という、一対一のレベルじゃなくて、行動療法的な手法を取り入れて、大人数の心の問題を一度にケアできる、講演会なんかがあると面白いねと話しあったのです。 ハートの会では、『カウンセリングの敷居が高すぎる。もっと、気軽なカウンセリングがあってもいいんじゃないのか?疲れたOLさんが、二時間程度の講義を受けた後、ピカピカになって、帰ってゆける、そんなガッコがあるといいね。』と、みんなでアイディアを出し合いました。楽しいひと時でした。 カウンセリングの勉強はしたものの、アタシの本音としては、心のケアの仕事というのは、人の人生に関わる仕事なので、あまりやりたくないのです。患者さん一人一人と話しをしたり、ケアするのは、オジャラは、面倒なんです。 でも、折角のカウンセリングのスキルを、埋もれさせておくというのも、もったいない気がします。 カウンセリングのスキルで、心の問題を見つけられるようケアしてあげて、解決方法の案をおしえてあげるだけで、ぐっと生きるのが楽になるからです。 しかも、このスキルは、知識の習得だけですからね。原価タダなんですよ。素晴らしい。今時、原価がタダのものなんて、珍しいですよね。 オジャラが、カウンセリングのガッコで体験したように、『自分を見つめる事で、新しい自分を発見できる』こととか、『気持ちを切り替えるスキル』とか、『貼り紙の効用』なんかは、もっと多くの人に知ってもらいたいと思っています。 理解するだけで、タダで使えるスキルですし、一度身につけてしまえば、イロイロな場面で応用もできます。 |
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◆◆◆ メッセージ付き版画の誕生 ◆◆◆
ちょっと嬉しかったです。イロイロな人に絵を見てもらうと、みなさん、絵よりもメッセージに、より強く反応します。 絵は失敗だったのに、『この言葉が好きだから、これを飾りたい』と言われます。絵描きにとっては致命的とも思えますが、あまり気にしてはいけません。もともと、絵は下手なんですから。ははは。(←笑うなっ!!) オジャラは、絵が下手なので、絵だけでは、もっと上手い人達には勝てないということにも、気づいてきました。絵が下手なのを補う個性を出す必要がありました。そのためにも、前よりも積極的にメッセージを刷り込むことにしてみました。 自分の絵を飾っていると、絵よりもはるかに小さな文字なのに、その文字を、何度も繰り返し読んでいる事に気づきます。 最初は、思いついた言葉を書き込んでいました。自分の感じた言葉をそのまま、刻んでいました。 アタシの試みは、まだ始まったばかりで、版画の線も安定していないし、絵や、刻んでいる文字も、試作の段階ですが、練習を重ねて、もっといい作品を作れるようになりたいと思っています。 |
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◆◆◆ 『元気アート』は、まだ始まったばかりだけど ◆◆◆
よく、『変わりたい』と言っている人をみかけます。中には、『アタシを変えてくれるような彼に出会いたい』などと言っている、他力本願な人もいますよね。 でも、自分の問題を自分で見つけ、自分で受け入れ、克服したいと思うことができたらなば、カウンセリングに行かなくても、ゼッタイに治ります。 ポイントは、自力で問題に気づく事(自分にも問題があると気づくこと)ですね。 自分が問題に気づいていない人の多くは、親切に教えてあげたとしても、裏目に出てしまうことが多いです。 オジャラの『元気アート』も、傷を癒すだけではなくて、もう一歩踏み込んだものになるといいと思っています。 自分の問題に気づいて、必要なケアができるメッセージ。 リラックスできたり、夢に向かって進んだり、自分の不足している所を補ったり、そういう情報を貼り紙として、インプットできるような、そんなアートになるといいなと思っているんです。 |
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◆◆◆ 応援、ありがとうございます ◆◆◆ イロイロなタイプの人がいて、アタシは、そういうコ達を見るのも描くのも大好きなんです。 気軽に飾ってもらうというのも、アタシの重点目標なので、サイズも、かなり小さめです。 イロイロなことを考えながら、オジャラは、作品を作っています。 アタシのサイトに来てくださっている方の多くは、つたないアタシの絵も見てくださってます。中には、応援してくださる方もいらっしゃいます。有難うございます。 特に銅版画の作品や木版画は、WEBで見るのとは違って、質感があります。インクの盛り上がりや、にじみ、独特のかすれなどがあるんです。(ポストカードの方は、実物よりも、WEBの方が、色などが、美しく表現されている場合も多いです) なかなか、意図した線を出せないのが、最近の悩みですけど、中にはいい作品もあります。ま、別に、貼り紙として使うのであれば、ケータイの待ち受けでも、パソコンの壁紙でも構わないんですけどね。はは。なんじゃそりゃ。 オジャラは、沢山の人に、絵を見てもらいたいので、ケータイの待ち受け画像や、ブックカバーの配布を開始したんですけど、貼り紙として、意識して使う場合にも、ケータイ電話は、素晴らしい道具だと思っています。 いつも持ち歩くし、電話の画面を見ていることが多いですからね。 アタシは、バリから帰国し、東京で制作活動を続けていますが、手持ちの預金が底をついて、また働くことになっても、絵の方は続けたいと思っています。 アタシの絵が、みなさまに、気軽に飾っていただけるような作品になることを目指して、ガンガン描き続けてゆきたいと思います。 |
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